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励起子逆系列発光による励起子分子波動関数の決定とマルチチャンネルダブルロックインによる単一粒子・2次元分光

研究報告コード R000000059
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 徳永 英司
研究者所属機関
  • 東京大学大学院理学系研究科
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 励起子逆系列発光による励起子分子波動関数の決定とマルチチャンネルダブルロックインによる単一粒子・2次元分光
報告概要 励起子分子波動関数と励起子分子-ポラリトン間遷移のメカニズムの解明,さらにはポラリトンの量子論の検証のためバルクのCuCl結晶を用いた分光研究を行った。励起子分子から励起子励起状態とそのポラリトン分枝への光学遷移による発光系列を観測した。逆系列発光と分子波動関数を関係づける分子の輻射緩和過程の理論式を導き,これにより分子の輻射緩和が励起子間相互作用で表されることを証明し,分子波動関数の高次励起子成分の符号と絶対値を決定した。同時に分子の輻射緩和が自然放出過程であらわに終状態ポラリトンの励起子成分Bjに依存していることから,多成分励起子ポラリトン中の励起子成分を実験的に決定し,多振動子に一般化されたポラリトンの量子論を実証した。量子点を初めとする単一ナノ粒子レベルの非線形吸収分光がランプ光源を用い弱励起条件下で可能になるシステムを開発した。
研究分野
  • 量子光学一般
  • 半導体レーザ
  • 分子の電子構造
  • 励起子
  • ポラリトン
関連発表論文 (1)E. Tokunaga, A.L. Ivanov, S.V. Nair, and Y. Masumoto, Phys. Rev. B 59, 7837 (1999).
(2)E. Tokunaga, A.L. Ivanov, S.V. Nair, and Y. Masumoto, J. Lumin. 87-89, 216 (2000); Phys. Status Solidi B 221,000 (2000).
(3)薄倉淳子, S.V.Nair, 徳永英司, 舛本泰章 日本物理学会第55回年次大会概要集4 25p RA-2 (2000)
(4)E. Tokunaga, A.L. Ivanov, S.V. Nair, and Y. Masumoto, Phys. Rev. B63, 233203 (2001).
(5)E. Tokunaga, K. Kurihara, M. Baba, Y. Masumoto, and M. Matsuoka, Phys. Rev. B 64, 045209 (2001).
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、舛本単一量子点プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 徳永 英司. 励起子逆系列発光による励起子分子波動関数の決定とマルチチャンネルダブルロックインによる単一粒子・2次元分光. 創造科学技術推進事業 舛本単一量子点プロジェクトシンポジウム講演要旨集(研究期間:1995-2000),2000. p.61 - 68.

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