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半導体量子ドットの光スペクトルにおけるクーロン効果

研究報告コード R000000060
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • Selvakumar V. Nair
研究者所属機関
  • National Renewable Energy Lab. Solid State Theory Group
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 半導体量子ドットの光スペクトルにおけるクーロン効果
報告概要 単一量子点における幾つかの励起子に係る密度汎関数計算および励起子に関する配置間相互作用の手法を用いて多励起子状態の光学輻射スペクトルを理論的に研究した。InP量子点を例として取り上げ,励起子分子結合エネルギーが複数の配置による寄与の微妙なバランスによって決定することを示した。高密度励起量子点の輻射スペクトルにおける多励起子状態のスピン微細構造とクーロン相関がいかに明確に発現するかについて考察した。量子点における多電子正孔対について調べ,キャリア間のクーロン相関が様々な形で発光スペクトルに表れることが認められた。また,励起子基底状態より数十meV低エネルギー側に微弱な発光スペクトルを導く新しいタイプの遷移を予測した。もっと多く電子正孔対を含む量子点の電子構造を調べるにはLDA(局所密度近似法)が信頼性良く計算に便利であることが分かった。
研究分野
  • 原子の電子構造
  • 結晶中の局在電子構造
  • 励起子
  • 13‐15族化合物を含む半導体-半導体接合
  • 半導体の赤外スペクトル及びRaman散乱・Ramanスペクトル
関連発表論文 (1)S.V. Nair and Y. Masumoto, J. Lumin. 87-89, 438 (2000); ibid, Phys. Stat. Sol. (a), 178, 303 (2000).
(2)E. Tokunaga, A.L. Ivanov, S.V. Nair, and Y. Masumoto, Phys. Rev. B 59, R7837, (1999).
(3)S.V. Nair, unpublished.
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、舛本単一量子点プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • Selvakumar V. Nair. Coulomb Effects in the Optical Spectra of Semiconductor Quantum Dots.. 創造科学技術推進事業 舛本単一量子点プロジェクトシンポジウム講演要旨集(研究期間:1995-2000),2000. p.69 - 73.

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