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ヒト完全長cDNAを用いた遺伝子免疫による抗体作製

研究報告コード R000000065
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 伊藤 巧一
  • 長田 直樹
  • 加藤 誠志
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
  • University of Geneva Angela Kramer Department of Cell Biology ScienceIII
  • (財)相模中央化学研究所
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 ヒト完全長cDNAを用いた遺伝子免疫による抗体作製
報告概要 蛋白質の機能解析において強力な道具である抗体を作製する手段として,大腸菌で発現させた組換蛋白質でマウス等の動物を免疫する方法を用いるが,この方法は多大の時間と労力を要する。そこで抗原蛋白質をコードする完全長cDNAを組み込んだ発現ベクターを動物に直接接種する遺伝子免疫による方法について検討した。遺伝子免疫には,プラスミドDNA溶液を筋肉に注射する直接注射法とプラスミドDNAをコーティングした金粒子を遺伝子銃で皮内に打ち込む遺伝子銃法がある。両者についてモデル蛋白質を用いて予備的な検討を行った所,遺伝子銃法が抗体産生や細胞免疫の面で良好な成績が得られた(図1)。遺伝子銃法により実際にヒト完全長cDNAクローンを用いて抗体作製を試みた。その結果,ヒト完全長cDNAを免疫源として用いた方法で蛋白質に対する特異的な抗体が作製でき,かつ得られた抗体が種々のアッセイに使用できることを示した。この方法で抗体産生が認められなかった抗原蛋白質については,II型膜蛋白質の膜貫通ドメインを融合して膜型にした抗原蛋白質を発現させることによって,抗体を産生させることが可能になった。
画像

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研究分野
  • バイオアッセイ
  • 核酸一般
  • 遺伝子発現
  • 免疫反応一般
  • 抗原・抗体・補体の生産と応用
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、加藤たん白生態プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 伊藤 巧一. ヒト完全長cDNAを用いた遺伝子免疫による抗体作製. 創造科学技術推進事業 加藤たん白生態プロジェクトシンポジウム “Search for novel protein networks: Approach from a full-length cDNA bank” 報告資料(研究期間:1995-2000),2000. p.53 - 63.

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