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エイズウイルス逆転写酵素の鎖特異的なDNA認識

研究報告コード R000000075
掲載日 2005年2月22日
研究者
  • 岩城 俊雄
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 エイズウイルス逆転写酵素の鎖特異的なDNA認識
報告概要 ヒト免疫不全ウイルス(HIV-1)の逆転写酵素(RT)はウイルスゲノム一本鎖RNAから二本鎖のDNAを生成する。このウイルスのゲノム複製におけるDNAプラス鎖合成のプライマーとなるポリプリントラクト(PPT)はゲノム上の2か所に存在し,その配列はレトロウイルス間で良く保存されている。PPT配列を含むオリゴDNAとRTとの結合親和性を調べると,親和性は結合の方向において非対称性を示すことが分かった。種々のオリゴDNAとの親和性の検討より,RT上のRnaseHドメインも結合の非対称性に寄与することが分かった。さらにPPT配列とHIV-1RTの結合における非対称性はPPT配列からのDNA伸長反応においても観察された。これらの結果からエイズウイルスのRTは結合親和性によりdsDNA認識に方向性があって,PPT周辺では正確に鎖特異的にDNAを認識することが分かった。
研究分野
  • 分子構造
  • 遺伝子の構造と化学
  • 遺伝子発現
  • 酵素生理
  • ウイルスの生化学
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、土居バイオアシンメトリプロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 岩城 俊雄. エイズウイルス逆転写酵素の鎖特異的なDNA認識. 創造科学技術推進事業 土居バイオアシンメトリプロジェクトシンポジウム要旨集 生命における非対称性を探る…バイオインフォマティクスから発生生物学まで(研究期間:1995-2000),2000. p.23 - 24.

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