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細胞周期制御に至るシグナル伝達

研究報告コード R000000100
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 岸本 健雄
研究者所属機関
  • 東京工業大学大学院生命理工学研究科
研究機関
  • 東京工業大学大学院生命理工学研究科生命情報専攻
報告名称 細胞周期制御に至るシグナル伝達
報告概要 卵細胞型細胞周期制御の特異性にかかわるシグナル伝達機構を解析し,減数第一分裂の再開始すなわちG2/M期移行に関しては,細胞外刺激にカップルしたヘテロ3量体G蛋白質からM期開始の引金であるサイクリンB・Cdc2キナーゼの活性化に至る,シグナル伝達の全経路を同定した。一方,Mos-MAPキナーゼ経路を介したシグナル伝達が,減数第二分裂の成立とともにその後の細胞周期停止の鍵をにぎることを明らかにした。これらの成果は,
シグナル伝達系と細胞周期制御系との直接的連携の解明であるだけでなく,
動物の未成熟卵における卵成熟の開始(減数第一分裂の再開始)の機構,
減数分裂の本質であるゲノム半減の機構,および受精によるS期開始の機構という,
いずれも生物学上の往年の課題について,分子レベルでの回答をもたらす大きな手掛りといえる。
研究分野
  • 細胞生理一般
  • 細胞分裂・増殖
関連発表論文 (1)Kishimoto, T. Cell cycle arrest and release in starfish oocytes and eggs. Seminars Cell Develop. Biol. 9, 549-557 (1998).
(2)Kishimoto, T. Activation of MPF at meiosis reinitiation in starfish oocytes (Review). Develop. Biol. 214, 1-8 (1999).
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「生命活動のプログラム」研究代表者 岸本 健雄(東京工業大学大学院生命理工学研究科生命情報専攻)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 岸本 健雄. 細胞周期制御に至るシグナル伝達. 戦略的基礎研究推進事業 生命活動のプログラム 第4回 領域シンポジウム 講演予稿集,2000. p.0 - 0.

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