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個体老化の分子機構の解明 klotho遺伝子研究の新展開

研究報告コード R000000102
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 鍋島 陽一
研究者所属機関
  • 京都大学大学院医学研究科腫瘍生物学講座
研究機関
  • 京都大学医学研究科腫瘍生物学講座
報告名称 個体老化の分子機構の解明 klotho遺伝子研究の新展開
報告概要 Klotho遺伝子を中心に老化研究の進歩について概説し,将来の老化研究を展望した。多彩な老化症状の発症には多数の因子や遺伝子背景が複雑に関与しており,大きな遺伝的距離を有する日本産野生マウス由来のMSM系統にklotho変異を導入した初期の戻し交配によって作成したホモ個体では,klothoマウスの変異症状が変化する。ヒトklotho遺伝子座の遺伝子多型の解析から多彩な疾患との関連が推定されており,一方,Klothoマウスの変異表現型と腎透析患者の症状が類似しており,腎不全患者の腎組織ではKlotho遺伝子の発現が顕著に低下している。これらの事実はヒト加齢疾患の理解においてもKlotho遺伝子産物が重要であることを示唆しており,同時に臨床応用に道を開く可能性を支持するものとして注目される。
研究分野
  • 遺伝的変異
  • 分子遺伝学一般
  • 老化と死
  • 老人医学
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「生命活動のプログラム」研究代表者 鍋島 陽一(京都大学医学研究科腫瘍生物)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 鍋島 陽一. 個体老化の分子機構の解明 klotho遺伝子研究の新展開. 戦略的基礎研究推進事業 生命活動のプログラム 第4回 領域シンポジウム 講演予稿集,2000. p.0 - 0.

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