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細胞外マトリックスが制御する形態情報の解析

研究報告コード R990003833
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 宮崎 歴
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 細胞外マトリックスが制御する形態情報の解析
報告概要 組織において,細胞は細胞外マトリックス(ECM)と呼ばれる一群の分子群に取り囲まれている。ECM分子にはコラーゲン,エラスチン、ラミニン、プロテオグリカン,フィブロネクチン,テネイシンなどがある。これらのECMは細胞の外で骨組みを作り,細胞に足場を提供している。細胞の正常な増殖や分化には細胞が足場に接着・伸展することが重要であることから,組織内でECMは細胞外より増殖分化を制御していると考えられる。
ECMの機能を探るため,3つのアプローチを行った。
第1に,ECMによって規定される細胞の情報が伝達されるかを,培養細胞の透過条件と核内転写活性の関係,透過処理した細胞の細胞骨格および接着斑構造の保存度の検討,単離核とin situ核との転写活性の比較,単離核とin situ核に対する細胞質画分の影響,ゲルゾリン処理によるストレスファイバーの除去とその転写活性に及ぼす効果について検討した。
第2に,ECMの分解により,ECMからの情報が途絶えたときに何が生ずるかを,イモリの再生過程におけるECMの分解に関し(Fig.1,Fig2),マトリックスメタロプロテアーゼ(MMP) について研究を行った(Fig.3)。
第3に,コラーゲンと細胞の相互作用を調節する分子について調べた。
画像

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研究分野
  • 遺伝子操作
  • 細胞生理一般
  • 細胞分裂・増殖
  • 発生と分化
  • 生体系モデル一般
関連発表論文 (1)K. Miyazaki, K. Uchiyama, Y. Imokawa, and K. Yoshizato. Cloning and characterization of cDNAs for matrix metalloproteinases of regenerating newt limbs. Proc. Natl. Acad. Sci. USA (1996) 93: 6819-6824.
(2)N. Boute, J.-Y. Exposite, N. Boury-Esnault, J. Vacelet, N. Noro, K. Miyazaki, K. Yoshizato, and R. Garrone. Type IV collagen in sponges, the missing link in basement membrane ubiquity. Biol. Cell (1997)
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、吉里再生機構プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 宮崎 歴. 細胞外マトリックスが制御する形態情報の解析. 創造科学技術推進事業 吉里再生機構プロジェクト 成果報告集(研究期間:1992-1997),1997. p.175 - 196.

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