TOP > 研究報告検索 > 仲介因子を介した遺伝子発現制御の解明

仲介因子を介した遺伝子発現制御の解明

研究報告コード R000000148
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 石井 俊輔
研究者所属機関
  • 理化学研究所
研究機関
  • 理化学研究所
報告名称 仲介因子を介した遺伝子発現制御の解明
報告概要 発がん遺伝子として同定されていたskiおよびその関連遺伝子snoの産物がコリンプレッサーとして機能することを前年度明らかにした。これに続いて,変異マウスを作製・解析した結果,ヘテロ変異マウスではがんが発症しやすいことが示され,ski/sno遺伝子はがん抑制遺伝子としても機能することを明らかにした。また,ストレス応答キナーゼの代表的な標的である転写因子ATF-2(CRE-BP1)は初めてcDNAクローニングによって同定したものであるが,ATF-2のnull変異マウスを作製・解析し,ATF-2変異マウスが胎便吸引症候群のモデルマウスとなることを示した。そしてmybがん遺伝子ファミリーのメンバーの1つであるB-myb遺伝子の生理機能を明らかにするため,変異マウスの作製・解析を行った結果,B-mybは発生初期段階に必須であることが示された。
研究分野
  • 遺伝子発現
  • 細胞構成体の機能
  • 発癌機序・因子
関連発表論文 (1)Maekawa, T., Bernier, F., Sato, M., Nomura, S., Singh, M., Inoue, Y., Tokunaga, T., Imai, H., Yokoyama, M., Reimold, A., Glimcher, L. H. & Ishii, S. (1999). Mouse ATF-2 null mutants display features of severe type of meconium aspiration syndrome. J. Biol. Chem. 274, 17813-17819.
(2)Tanaka, Y., Patestos, N.P., Maekawa, T. & Ishii, S. (1999). B-myb is required for inner cell mass formation at an early stage of development. J. Biol. Chem. 274, 28067-28070.
(3)Morii, H., Uedaira, H., Ogata, K., Ishii, S. & Sarai, A. (1999). Shape and energetics of a cavity in c-Myb probed by natural and non-natural amino-acid mutations. J. Mol. Biol. 292, 909-920.
(4)Kittaka, A., Kuze, T., Amano, M., Tanaka, H., Miyasaka, T., Hirose, K., Yoshida, T., Sarai, A., Yasukawa, T. & Ishii, S. (1999). Introduction of 6-formylcytidine into a Myb binding sequence. Nucleosides Nucleotides 18, 2769-2783.
(5)Takahashi, T., Suwabe, N., Dai, P., Yamamoto, M., Ishii, S. & Nakano, T. (2000). Inhibitory interaction of c-Myb and GATA-1 via transcriptional co-activator CBP. Oncogene 19, 134-140.
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「生体防御のメカニズム」研究代表者 石井 俊輔(理化学研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 石井 俊輔. 生体防御のメカニズム 仲介因子を介した遺伝子発現制御の解明. 戦略的基礎研究推進事業 平成11年度 研究年報.科学技術振興事業団, 2000. p.217 - 219.

PAGE TOP