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画素の小さいX線検出用CCDの開発研究

研究報告コード R000000199
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 常深 博
研究者所属機関
  • 大阪大学大学院理学研究科
研究機関
  • 大阪大学大学院理学研究科
報告名称 画素の小さいX線検出用CCDの開発研究
報告概要 X線を精度よく効率的に検出するためには可視光に比べて空乏層を桁で厚くし,読み出し雑音レベルを電子に換算して数個に押さえる必要がある。本研究は,この点を解決して効率のよいカラーX線検出を目指している。X線光子の入射位置については,その生じる電子雲の中心位置を正確に決定できることがわかり,X線検出器の位置検出能力がサブμmになる見通しがついた。グループAは波長範囲,広い結晶分光器を考慮し結晶の角度を一定にしたまま像を調べてチタンのKα1とKα2を分離した。X線天文衛星XMM搭載の校正実験では素子に適合したメッシュを用意し,ビームにも工夫をこらして再測定した結果,画素面上で1~2μmの位置分解能を実現した。グループBのX線CCDの高エネルギー側のレスポンス関係ではCCID17の地上較正試験を行い,エネルギースペクトルの応答関数を作成した。グループCでは素子全面を空乏化して高エネルギー側の検出効率の向上を追求中である。
研究分野
  • X線技術
  • 電荷移送デバイス
関連発表論文 (1)H. Tsunemi, J. Hiraga, K. Yoshita, H. Katayama, S. Kitamoto, K. Hayashida, E. Miyata and M. Ohtani, Comparison of methods of measuring the primary charge cloud shape produced by an X-ray photon inside the CCD, Nucl. Instrum. and Meth. (1999)
(2)H. Tsunemi, J. Hiraga, K. Mori, K. Yoshita and E. Miyata, Diagnostics of the CCD using the mesh experiment, Nucl. Instrum. and Meth. (1999)
(3)H. Tsunemi, E. Miyata K. Kinugasa and J. Hiraga Thermal emission from SNRs and plasma diagnostics, Space Sci. Rev. (1999)
(4)S. Kitamoto, W. Egoshi, S. Miyamoto, H. Tsunemi, J.C. Licy, W.A. Whector, B. Paul Ginga All Sky Monitor Observation of Cyg X-1, Astrophysical Journal (2000)
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「極限環境状態における現象」研究代表者 常深 博(大阪大学大学院理学研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 常深 博. 極限環境状態における現象 画素の小さいX線検出用CCDの開発研究. 戦略的基礎研究推進事業 平成11年度 研究年報.科学技術振興事業団, 2000. p.503 - 506.

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