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昆虫中枢神経系への光学測定法の応用

研究報告コード R990003849
掲載日 2001年2月6日
研究者
  • 岡田 公太郎
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
研究機関
  • 科学技術振興事業団 創造科学技術推進事業
報告名称 昆虫中枢神経系への光学測定法の応用
報告概要 昆虫の神経系の機能を明らかにするため光学記録法を用いて神経伝達信号である膜電位を可視化した。本方法はエビガラスズメガ及びマルハナバチの脳における匂い処理中枢に適用された。それにより,昆虫の脳において,時間,空間的に信号の記録が可能となった。性フェロモンと一般的な匂い物質であるアミルアセテートに対するエビガラスズメガの中大脳での応答を記録した(図1)。フェロモンとアミルアセテートを混合した状態で刺激したとき出力するであろう応答の計算値と実際の応答の間に大きな差の出る領域が数個の糸球体で認められた。このことはフェロモンとアミルアセテートを混ぜたときに初めて起動する神経回路の存在を示唆する。マルハナバチにおいて匂い刺激に対する触角上の感覚神経の応答である触角神経の応答と,同じ匂い刺激に対する前大脳の応答の相互相関関数をもとめた。これより線形に伝播しているタイプの存在を示した(図2)。
画像

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研究分野
  • 生物物理的研究法
  • 中枢神経系
  • 生殖生理一般
  • 繁殖管理
関連発表論文 (1)Okada, K, Kanzaki, R. and Kawachi, K., Optical recording with voltage-sensitive dye in an insect brain. M. Burrows, T. Matheson, P.L. Newland and H. Schuppe (Eds.), In “Nervous Systems and Behavior”. Proceedings of the 4th International Congress of Neuroethology, Cambridge, 1995, pp.390.
研究制度
  • 創造科学技術推進事業、河内微小流動プロジェクト/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 岡田 公太郎. 昆虫中枢神経系への光学測定法の応用. 創造科学技術推進事業 河内微小流動プロジェクトシンポジウム 講演要旨集(研究期間:1992-1997),1997. p.43 - 51.

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