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脂質メディエーターのdual receptor系と神経機能

研究報告コード R000000269
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 清水 孝雄
研究者所属機関
  • 東京大学大学院医学系研究科
研究機関
  • 東京大学大学院医学系研究科
報告名称 脂質メディエーターのdual receptor系と神経機能
報告概要 脳には多くの脂質が存在し,これらから多様な脂質メディエーター(プロスタグランディン,ロイコトリエン,血小板活性化因子など)が産生され,分解されており,ポストゲノム時代の主要な標的分子として注目が集まっている。脂質メディエーターは神経伝達物質やホルモンなどと協調しながら,神経伝達やグリア機能の調節,また,神経の発生や分化に関与していると考えられているが,それぞれのメディエーターの役割については不明な点が多い。本研究ではこれら脂質メディエーターの脳における機能を系統的に解明することを目標に,脂質メディエーターの持つ「デュアル受容体機能」に注目し,他の水溶性リガンドとの作用の違いを明らかにするために,
1)脂質メディエーター合成酵素の分布及び細胞内動態の解析,
2)脂質メディエーターの細胞膜,核内受容体の単離と解析,
3)脂質メディエーターの酵素や受容体の遺伝的改変マウスを用いた脳機能の解析
の3方向からアプローチした。
研究分野
  • 分子構造
  • 生物学的機能
  • 分子遺伝学一般
  • 細胞生理一般
  • 細胞構成体の機能
  • 細胞膜の受容体
関連発表論文 (1)Yokomizo, T., Kato, K., Terawaki, K., Izumi, T., and Shimizu T. A second leukotriene B4 receptor, BLT2: a new therapeutic target in inflammation and immunological disorders. J. Exp. Med. 192, 421-432 (2000)
(2)Kobayashi,K, Ishii,S., Kume,K., Takahashi, T., Shimizu, T., and Manabe, T. Platelet-activating factor is not required for long-term potentiation in the hippocampal CA1 region. Eur. J. Neurosci. 11, 1313-1316 (1999)
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「脳を知る」研究代表者 清水 孝雄(東京大学大学院医学系研究科)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 清水 孝雄. 脳を知る 脂質メディエーターのdual receptor系と神経機能. 戦略的基礎研究推進事業 平成11年度 研究年報.科学技術振興事業団, 2000. p.884 - 886.

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