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DNAチップによる遺伝性筋疾患の分子病態解明

研究報告コード R000000285
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 荒畑 喜一
研究者所属機関
  • 国立精神・神経センター
研究機関
  • 国立精神・神経センター
報告名称 DNAチップによる遺伝性筋疾患の分子病態解明
報告概要 超高密度DNAマイクロチップの科学技術革新は21世紀の疾病研究を切り開く新戦略である。本研究では“ポストゲノムシークエンス”や“機能解析遺伝学”の時代到来を視野にDNAチップの疾病研究分野での有用性確立を目指している。遺伝性筋疾患をモデルに病因と病態解明研究への利用を目指すが,特に筋ジストロフィーを重点に未知原因遺伝子や病態修飾遺伝子の探索を含めた疾患関連因子の解明を目指す。これによればこれまで限界があった膨大な遺伝子発現情報の取扱いが可能となり,疾患の病型別・個体別・臓器別差異の本態が解明できる可能性がでてくる。本研究プロジェクトの成否はいかに優れたcDNAクローン情報を多量に獲得できるかに掛かっている。また獲得情報を分類整理して情報のノイズレベルを下げることも検索の容易さも重要である。初年度は既知遺伝子400クローンをモデルにチップの製作に取組んだ。また検索支援用ソフトの開発にも着手している。
研究分野
  • 生物科学研究法一般
  • 遺伝学研究法
  • 遺伝子発現
  • 筋肉
  • 医用情報処理
  • 分子・遺伝情報処理
関連発表論文 (1)Tsuchiya Y, Hase A, Ogawa M, Yorifuji H and Arahata K. Distinct regions specify the nuclear membrane targeting of emerin, the responsible protein for Emery-Dreifuss muscular dystrophy. Eur J Biochem 259:859-865, 1999
(2)Funakoshi M, Tsuchiya Y and Arahata K. Emerin and cardiomyopathy in Emery-Dreifuss muscular dystrophy. Neuromusc Disord 9:108-114,1999
(3)Matsuda C, Aoki M, Hayashi YK, Ho MF, Arahata K and Brown RHJr. Dysferlin is a surface membrane-associated protein that is absent in Miyoshi myopathy. Neurology 53:1119-1122,1999
(4)Song MD, Goto K, Lee JH, Matsumura T, Sahashi K and Arahata K. Facioscapulohumeral muscular dystrophy(FSHD). NeuroScience News 3:28-33, 2000
(5)Tsujino S and Arahata K. Emery-Dreifuss muscular dystrophy. Neuro Science News 3:34-38, 2000
(6)荒畑喜一:エメリー・ドレーフス型筋ジストロフィー 生体の科学 50:344-346,1999
(7)荒畑喜一:デュシェンヌ型筋ジストロフィー 生体の科学 50:351-353,1999
(8)松村 剛、後藤加奈子、荒畑喜一:顔面肩甲上腕型筋ジストロフィー Clinical Neuroscience 17: 1134-1137,1999
(9)永野 敦、荒畑喜一:Emery-Dreifuss型筋ジストロフィー Clinical Neuroscience 17: 1149-1151,1999
(10)荒畑喜一:筋ジストロフィー研究の進歩 第25回日本医学会総会会誌(I)p99,1999
(11)石原傳幸、荒畑喜一:国際シンポジウム —Overview of the LGMDs— 臨床神経学 39:1268,1999
(12)青木正志、荒畑喜一、Robert H.Brown,Jr.:ポジショナルクローニングによる三好遠位型筋ジストロフィーの原因遺伝子dysferlinの同定 臨床神経学 39:1272?1275,1999
(13)荒畑喜一:筋疾患総論 小俣政男、杉本恒明 総編集、内科学(第7版)朝倉書店、東京、pp1974-1978,1999
(14)荒畑喜一:進行性筋ジストロフィー 小俣政男、杉本恒明 総編集、内科学(第7版)朝倉書店、東京、pp1989-2000,1999
(15)荒畑喜一:筋ジストロフィー 第115回日本医学会シンポジウム記録集—神経難病のup date—pp65-71,2000
(16)林 由起子、荒畑喜一:筋疾患 内科 84:1066-1070,1999
(17)林 由起子、荒畑喜一:神経・筋疾患と細胞外マトリックス 小出 輝、林 利彦編,細胞外マトリックス—基礎と臨床—愛智出版、東京、pp450-458,2000
(18)林 由起子、荒畑喜一:インテグリンα7欠損型先天性ミオパチー Annual Review神経 2000:266-270,2000
(19)荒畑喜一:筋肉疾患 水野義邦、栗原照幸編、標準神経病学、医学書院、東京、pp6-49,2000
(20)松村 剛、荒畑喜一:三好型ミオパチーの免疫病理 神経内科 52:283-288,2000
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「脳を守る」研究代表者 荒畑 喜一(国立精神・神経センター)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 荒畑 喜一. 脳を守る DNAチップによる遺伝性筋疾患の分子病態解明. 戦略的基礎研究推進事業 平成11年度 研究年報.科学技術振興事業団, 2000. p.953 - 957.

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