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黒潮変動予測実験

研究報告コード R000000321
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 今脇 資郎
研究者所属機関
  • 九州大学応用力学研究所
研究機関
  • 九州大学応用力学研究所
報告名称 黒潮変動予測実験
報告概要 日本南岸での黒潮の流軸位置の1か月短期変動および流量の2年長期変動を予測するための予報モデルの開発プロジェクトである。七つのグループに分かれて,海洋データの収集やモデル化の検討を行っており,1999年度の研究成果を以下のように報告した。
(1)黒潮流量の季節変動が予想より小さい理由を検討し,図1に示すように伊豆・小笠原海嶺の存在に依ることを解明した。
(2)上流域に当たる東シナ海やトカラ海峡などでの流速変動を明らかにした。
(3)西部北太平洋の定期船に装着したADCPにより,海洋広域モニタリングを進めている。
(4)モデル化の予備検討から,2か月程度の黒潮流路の変動予測が可能なことを確認した。実験から局所的な風応力場が流路に大きな影響を及ぼすことが分かった。
(5)長期予測の検討では,簡略重力モデルを用いて10年程度の時間スケールの黒潮流量の応答をよく再現できることが分かった。海洋モデル実験による検証も行っている。
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研究分野
  • 流体動力学一般
  • 気象力学,地球流体力学
  • 海洋の構造・力学・循環
  • 計算機シミュレーション
  • 環境問題
関連発表論文 (1)鹿島基彦(九大総理工),馬谷紳一郎,今脇資郎(九大応力研),市川洋(鹿大水産),深澤理郎(東海大海洋):日本南方黒潮域における慣性周期近傍の流速変動,九州大学応用力学研究所所報,117号,71-77,Sept.1999.
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「地球変動のメカニズム」研究代表者 今脇 資郎(九州大学応用力学研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 今脇 資郎. 地球変動のメカニズム 黒潮変動予測実験. 戦略的基礎研究推進事業 平成11年度 研究年報.科学技術振興事業団, 2000. p.1137 - 1140.

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