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海洋大気エアロゾル組成の変動と影響予測

研究報告コード R000000327
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 植松 光夫
研究者所属機関
  • 東京大学海洋研究所
研究機関
  • 東京大学海洋研究所
報告名称 海洋大気エアロゾル組成の変動と影響予測
報告概要 陸-大気-海洋間を生成,循環,消滅する大気エーロゾルの挙動を測定し,解析する研究である。ここでは,1999年度の研究の実施内容と成果について報告した。当年度は船舶での海洋大気エーロゾルの観測と試料採取に重点を置き,延べ160日間の船上観測を行った。その結果,日本海では陸起源物質の影響が強かったことやオホーツク海では海洋生物起源物質の寄与が予想以上に大きかったこと,冬季の北太平洋北西部の大気が予想に反して極めて清浄であったことなど新たな知見が得られつつある。有機エーロゾルと海塩粒子が類似した挙動を示すことも明らかになってきた。係留気球によるエーロゾルの鉛直分布の観測にも成功した。一方,利尻島や佐渡島,八丈島,父島の地上観測点を2000年秋頃に立ち上げるべく諸準備を進めている。また,観測データを基に,エーロゾル濃度の時空間分布のモデル化を進めており,モデルによる予測手法も確立されつつある。なお,2001年と3年には国際的集中観測も予定されている。
研究分野
  • 中層大気・超高層大気一般
  • 大気大循環,熱帯気象
  • 放射,大気光学
  • 環境問題
  • 粒状物調査測定
関連発表論文 (1)植松光夫「大陸起源エアロゾルの海洋への影響 —物質循環に関連して—」エアロゾル研究,14,209-213(1999).
(2)Uematsu, M., Kinoshita, K. and Nojiri, Y., “Scavenging of insoluble particles from the marine atmosphere over the sub-Arctic North Pacific”, Journal of Atmospheric Chemistry, 35, 151-164, (2000).
(3)Uematsu, M. and Arimoto, R., “The East Asian/North Pacific Regional Experiment(APARE)”, IGACtivities Newsletter, No.20, 2-3, (2000).
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「地球変動のメカニズム」研究代表者 植松 光夫(東京大学海洋研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 植松 光夫. 地球変動のメカニズム 海洋大気エアロゾル組成の変動と影響予測. 戦略的基礎研究推進事業 平成11年度 研究年報.科学技術振興事業団, 2000. p.1174 - 1177.

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