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化学的摂動法による大気反応機構解明

研究報告コード R000000330
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 梶井 克純
研究者所属機関
  • 東京大学先端科学技術研究センター
研究機関
  • 東京大学先端科学技術研究センター
報告名称 化学的摂動法による大気反応機構解明
報告概要 大気中の化学反応機構に関わるOHやNOx,ハロゲンラジカルなどの反応中間体の生成・消滅に関する研究である。ここでは,1999年度の研究実施内容と成果について報告した。NO2濃度を測定するためのレーザ誘起蛍光分光装置を開発した。大気中でのNO2濃度を実時間で測定することで,大気中のNOxの寿命測定を行う予定である。また,12月に父島で大気中の反応性炭化水素を測定し,それらの海上輸送過程での反応機構を推定した。太平洋西岸の汚染発生源からの気塊の輸送時間を解析し,図1のように両者の間の明確な逆相関を確認できた。また,i-/n-ブタンの塩素に対する反応性の違いを利用して,大気輸送中の塩素による酸化の影響を解析した。父島での観測データを図上にプロットした図2から,大気輸送中のOHとClによる酸化の様子を明らかにできた。さらに,BOXモデル計算により,大気中のCl濃度が3,000原子/mlと推定できた。
画像

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研究分野
  • 成層圏・中間圏
  • 大気大循環,熱帯気象
  • 気圏環境汚染
  • 有害ガス調査測定
  • 汚染原因物質
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「地球変動のメカニズム」研究代表者 梶井 克純(東京大学先端科学技術研究センター)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 梶井 克純. 地球変動のメカニズム 化学的摂動法による大気反応機構解明. 戦略的基礎研究推進事業 平成11年度 研究年報.科学技術振興事業団, 2000. p.1185 - 1187.

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