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衛星利用のための実時間海洋基礎生産計測システム

研究報告コード R000000331
掲載日 2002年9月30日
研究者
  • 才野 敏郎
研究者所属機関
  • 名古屋大学地球水循環研究センター
研究機関
  • 名古屋大学大気水圏科学研究所
報告名称 衛星利用のための実時間海洋基礎生産計測システム
報告概要 本研究では,人工衛星の水色データから推定した基礎生産を検証するための現場計測システムの開発と生産量算定アルゴリズムの開発を目指している。ここでは,1999年度の研究実施内容と成果について報告した。自動昇降式ブイに搭載予定の光学測定器を用いて,北太平洋亜寒帯域で観測テストを行った。6月に観測点KNOT(北緯44度,東経155度)で,FRRF(高速励起蛍光高度計)により測定した水深0~100mの基礎生産速度(炭素同化数)の測定例を図1に示した。測定器の昇降時の測定データには比較的良好な一致が見られた。また,日の出後の日射量の少ない時間帯では,海表面近くに最大値が見られ,日中では水深10m付近に最大値が認められた。日中の基礎生産は0~50mの有光層内で認められ,30m付近にも小さなピークを認めた。さらに,日中の表層の値はShiomotoらが夏季の日中に測定した値に近いことが分かった。
画像

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研究分野
  • リモートセンシング一般
  • 海洋の構造・力学・循環
  • 水圏・生物圏の地球化学
  • 微生物の生態
  • プランクトン
関連発表論文 (1)Gomes, H.R., J.I. Goes and T. Saino (2000) Influence of physical processes and freshwater discharge on the seasonality of phytoplankton regime in the Bay of Bengal. Continental Shelf Research, 20, 313-330.
(2)石丸隆、才野敏郎、古谷研:海洋の有光層の観測のあり方、月刊海洋号外 海洋植物プランクトンII—その分類・生理・生態— 21,205-210(2000)
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「地球変動のメカニズム」研究代表者 才野 敏郎(名古屋大学大気水圏科学研究所)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 才野 敏郎. 地球変動のメカニズム 衛星利用のための実時間海洋基礎生産計測システム. 戦略的基礎研究推進事業 平成11年度 研究年報.科学技術振興事業団, 2000. p.1188 - 1191.

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