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コーヒー属植物の形質転換法

シーズコード S100001943
掲載日 2010年10月6日
研究者
  • 荻田 信二郎
  • 佐野 浩
  • 小泉 望
  • 新名 惇彦
技術名称 コーヒー属植物の形質転換法
技術概要 コーヒー属植物の葉の切断組織片をアグロバクテリウム細菌に感染させて外来遺伝子を導入することにより形質転換コーヒーを得るに当たり、アグロバクテリウム細菌感染の前に5~30日、フェニルウレアタイプのサイトカイニンを加えた培地で切断組織片を前培養する。フェニルウレアタイプのサイトカイニンは4-CPPU(N-2-クロロ-4-ピリジル-N-フェニルウレア)またはTDZ(チジアズロン)である。コーヒー属植物はコーヒー・アラビカ種、コーヒー・カネフォラ種、コーヒー・リベリカ種またはコーヒー・デウェブレイ種である。培地はMS培地、B5培地またはそれらの改変培地であり、培地中のフェニルウレアタイプのサイトカイニンの濃度が0.1~40μMであり、これにオーキシンを加えてもよい。培養は、巨視的に細胞分裂の促進、すなわち培養細胞塊の誘導が確認できる程度の期間(約5~30日間)、継続して行うことが望ましい。前培養することによって、組織片の切断部で細胞分裂が大幅に促進され、多量の不定胚形成組織、カルス、培養細胞塊が形成される。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ コーヒー属植物の形質転換不定胚を効率的に誘導し増殖させて、形質転換コーヒー属植物を大量に創出するコーヒー属植物の形質転換法を提供する。
この方法により、フェニルウレアタイプのサイトカイニンを加えた培地で切断組織片を前培養することによって、切断面の細胞分裂を促進することができる。コーヒーよりカフェイン合成酵素関連遺伝子の発現を抑制することによりカフェイン含量の少ないコーヒー属植物を創出できる。
用途利用分野 形質転換コーヒー属植物、低カフェインコーヒー
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学, . 荻田 信二郎, 佐野 浩, 小泉 望, 新名 惇彦, . コーヒー属植物の形質転換法. 特開2003-274954. 2003-09-30
  • C12N  15/09     
  • A01H   1/00     
  • C12N   5/10     

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