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淡水貯留池への魚類の遡上システム

シーズコード S100002021
掲載日 2010年10月6日
研究者
  • 端 憲二
技術名称 淡水貯留池への魚類の遡上システム
技術概要 堰の内側に淡水を貯留する水田又は休耕田(淡水貯留池)12と、この淡水貯留池12の水位より低位で水位差が数十cmから1m程度に及ぶ排水路13とこの淡水貯留池12とを接続する魚道10とを備える。淡水貯留池12にはポンプ14により淡水が供給され、水位が所定のレベルLVに保たれる。魚道10は、淡水貯留池側平坦部が淡水貯留池12の水位より低位で、かつ、水路側平坦部が排水路13の水位LVより低位にある階段状底板22と、底板22の両側に設けられ内側に水通路を形成する側壁23a,23bと、この水通路内に上・下流側を隔て上流側の水を溢流させる越流部30が形成された隔壁24a~24eとを備える。各越流部30は、下流側の水位に対して小型魚類が遡上可能な高さHに設定される。淡水貯留池側の水位を所定のレベルLVに維持して、越流部30における下流側水位に対する高さHを小型魚類が遡上可能な深さとなるようにする。好ましくは、隔壁24a~24eには、小型魚類が遡上可能な所定の大きさの潜孔が所定位置に設けられ、淡水貯留池12の水位が所定のレベルに達するまでに、この潜孔が水面下に没する。
画像

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研究分野
  • ダム付帯設備,水路工作物
  • 貯水池,調整池
展開可能なシーズ 水路より水位の高い水田に魚類を遡上させ、多様な生物を生息させる。
水田又は休耕田における生物保全機能を向上させ、ビオトープに多様な生物を生息させることができる。また多様な生物の生息により水質の向上を図り、自然環境の向上を図ることができる。更に、小型魚類のみを遡上させることができるので、産卵時期に肉食魚による稚魚・仔魚・小型成魚の食害を防止することができる。
用途利用分野 魚道、遡上システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 端 憲二, . 淡水貯留池への魚類の遡上システム. 特開2000-120052. 2000-04-25
  • E02B   8/08     

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