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酵母の形質転換方法

シーズコード S100002031
掲載日 2010年10月6日
研究者
  • 村田 幸作
  • 橋本 渉
  • 河井 重幸
  • 葉山 善幸
  • 福田 泰樹
技術名称 酵母の形質転換方法
技術概要 対数増殖期の酵母細胞を、酵母細胞に導入する遺伝子、ポリエチレングリコール、および酸化型グルタチオンを含有する溶液中で維持することにより、酵母を形質転換する。更に、維持後の溶液に、ヒートパルス処理もしくはpHジャンプ処理を行う。遺伝子は、環状プラスミド、又は線状化されたプラスミドに組み込まれた形態である。酵母における自然形質転換の存在を明らかにし、それを新規な酵母の形質転換技術として確立する。使用されるポリエチレングリコール、グルタチオン、および酵母細胞成分は、それぞれ、酵母細胞にコンピテンス(即ち、外来のDNAを摂取し得る能力)を誘導する物質である。酵母細胞は、出芽酵母の一種であるサッカロミセス・セレビッシエ、分裂酵母の一種であるシゾサッカロミセス・ポンベが挙げられる。プラスミドとしては、例えば、YEpと略される酵母エピソーム様プラスミド、YRpと略される酵母自己複製型プラスミドなどが挙げられる。酵母細胞に導入する遺伝子は右巻きであることが好ましい。ヒートパルス処理およびpHジャンプ処理は、形質転換の効率を高め得る限り、2種類の処理を併用してもよい。
画像

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研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ 簡便で、時間を要さず、且つ高効率の斬新な形質転換法を開発し、もってバイオテクノロジーの発展を図る。
この酵母の形質転換方法は、従来の人為的形質転換法と比べて、操作が簡便であり、形質転換に要する時間が短く、且つ高い形質転換率を有し、形質転換細胞が全て生きている点において優れている。ポリエチレングリコールと酸化型グルタチオンを併用することや、ヒートパルス処理やpHジャンプ処理によって極めて高い形質転換頻度を得る。
用途利用分野 形質転換法、発酵食品製造
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 村田 幸作, 橋本 渉, 河井 重幸, 葉山 善幸, 福田 泰樹, . 酵母の形質転換方法. 特開2003-250542. 2003-09-09
  • C12N  15/09     
  • C12N   1/19     

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