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新規RNA干渉誘導ベクター、そのベクターを用いた遺伝子発現抑制方法、及びそのベクターが導入された形質転換体

シーズコード S100002033
掲載日 2010年10月6日
研究者
  • 佐藤 文彦
  • 小林 昭雄
  • 福崎 英一郎
  • 安 忠一
技術名称 新規RNA干渉誘導ベクター、そのベクターを用いた遺伝子発現抑制方法、及びそのベクターが導入された形質転換体
技術概要 遺伝子の遺伝情報をコードするセンス鎖配列と、そのアンチセンス鎖配列とが組み込まれ、逆方向反復塩基配列構造を有するRNA干渉誘導ベクターにおいて、RNAポリメラーゼⅢのプロモーター配列である植物由来のtRNAThrがさらに組み込まれているRNA干渉誘導ベクターである。RNA干渉誘導ベクターは、pUC18ベクターである。センス鎖配列とアンチセンス鎖配列との間には、15bp~50bpのスペーサー配列が設けられ、スペーサー配列は好適には20bpからなる。センス鎖配列およびアンチセンス鎖配列は、それぞれ20bp~100bpである。RNA干渉誘導ベクターは、ターミネーター配列として、Tが4つ以上連続した配列をさらに有し、好適なターミネーター配列はTTTTTTを用いる。このRNA干渉誘導ベクターを植物細胞に導入することによって、前記植物細胞内で遺伝子の発現を抑制させる方法、RNA干渉誘導ベクターが導入された植物形質転換体も含む。インゲン由来のtRNAThrの転写系を利用してRNA干渉誘導ベクターの作製を試み、植物細胞において、遺伝子発現抑制が効率よく行われるベクターを構築する。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ tRNAThrをプロモーターとして使用することによって、遺伝子発現抑制効率がより高い新規RNA干渉誘導ベクター、そのRNA干渉誘導ベクターを用いて遺伝子発現抑制を効率よく行う方法、及びそのベクターが導入された形質転換体を提供する。
このRNA干渉誘導ベクターは、植物細胞において従来の35Sプロモーターなどによってドライブされるベクターに比べ、ある特定の遺伝子発現を高効率に抑制できる。さらに、作製も簡便に行える。RNA干渉誘導ベクターは、その機能が未知の遺伝子の機能同定に非常に有用なツールであることから、高い利用価値を有する。さらに、RNA干渉誘導ベクターを植物へ導入し形質転換体を作製するという植物の機能改変への応用も期待できる。
用途利用分野 遺伝子発現抑制、形質転換体、医薬、品種改良
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 佐藤 文彦, 小林 昭雄, 福崎 英一郎, 安 忠一, . 新規RNA干渉誘導ベクター、そのベクターを用いた遺伝子発現抑制方法、及びそのベクターが導入された形質転換体. 特開2004-166577. 2004-06-17
  • C12N  15/09     
  • C12N   5/10     
  • A01H   5/00     

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