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移動天体検出方法

シーズコード S100002088
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 柳沢 俊史
  • 磯部 俊夫
  • 木村 武雄
  • 中島 厚
技術名称 移動天体検出方法
技術概要 まず、一定時間間隔で撮像された複数コマの画像1-1~1-3から、それぞれ移動天体の動作に合わせた領域の画像(点線で囲まれた領域)2-1~2-3を切り取る。切り取った全ての画像2-1~2-3の同一ピクセルについて、中央値をとることによって、中央値画像3-1を作成する。中央値をとるということは特異値を捨てる処理をすることを意味している。位置Mに相当するピクセルは、全てに移動天体が存在している。つまり、位置Mのピクセル値は、「1」、「1」、「1」であり、これらの中央値は「1」である。中央値をとることにより、切り取った画像上を移動していく恒星の影響を除去し、移動天体のみを残すことが可能になる。中央値をとるということは、恒星の影響を除去するという効果の他に、恒星以外の夜空の明るさによる背景雑音の影響を抑え、暗い移動天体を検出できるという効果がある。この処理手順を、さまざまな移動天体の動作に合わせて実行する。移動天体検出にとって雑音となる恒星の影響を完全に除去し、さらに1コマの観測画像では捉えることのできない暗い移動天体の検出が可能となる。
画像

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展開可能なシーズ 複数コマの画像を利用することにより、利用した観測システム(望遠鏡及びCCDカメラ)で検出可能な、あらゆる移動方向、移動速度の移動天体について、その検出の妨げとなる大量の恒星の像を除去し、さらに1コマの観測画像では検出が不可能な程度に暗い移動天体の検出を可能にする方法を提供する。
複数の観測画像からの移動天体の動きに合わせた切り取り画像を用いて、中央値画像及び平均値画像を作成することにより、移動天体検出にとって雑音となる恒星の影響を完全に除去し、さらに1コマの観測画像では捉えることのできない暗い移動天体の検出が可能となる。
用途利用分野 人工天体監視、スペースデブリ監視、小惑星監視、彗星監視
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, . 柳沢 俊史, 磯部 俊夫, 木村 武雄, 中島 厚, . 移動天体検出方法. 特開2002-139319. 2002-05-17
  • G01C   1/00     

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