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超伝導体の均流化回路

シーズコード S100002162
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 山口 貢
  • 福井 聡
  • 佐藤 孝雄
  • 長澤 徹
  • 高畑 一也
技術名称 超伝導体の均流化回路
技術概要 インダクタンスが互いに相違する超伝導体1,2の端部は、コイル3及び鉄心4を有する相間リアクトル5を経て、電流Iを発生する交流電源3に並列接続されている。この場合、超伝導体1,2のインダクタンスが互いに相違するので、これらに生じる電流I,Iによって鉄心4に発生する磁束が互いに相違し、これによってこれらの磁束が相殺されず、鉄心4に正味の磁束が生じる。このように生じた磁束が、コイル3に鎖交し、相間リアクトル5の両端に電圧が発生する。この電圧によって、超伝導体1,2及びコイル3によって構成された閉回路に循環電流Iが流れる。その結果、超伝導体1の電流Iには電流Iが加算され、超伝導体2の電流Iには電流Iが減算され、最終的には、超伝導体1,2に流れる電流は等しくなり、すなわち、いずれもI/2となる。その結果、2個の並列接続された超伝導体1,2は、インピーダンスが互いに相違しても、相関リアクトル5で流れる電流が等しくなり、すなわち、均流化される。
画像

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研究分野
  • 超伝導材料
  • 電子回路一般
展開可能なシーズ 本来の超伝導性能を劣化させることなく通電能力及び交流損失に関する不都合を軽減することができる超伝導体の均流化回路を提供する。
電流の相違に起因して鉄心に発生する磁束をそれぞれ打ち消すことができるので、超伝導線のインダクタンスのばらつきや端部における接続抵抗の不揃いがある場合でも、各超伝導体に均一な電流を流すことができる。その結果、通電能力及び交流損失に関する不都合を軽減することができる。
用途利用分野 送電用超伝導ケーブル、超伝導マグネット、限流器、交流超伝導機器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 新潟大学, . 山口 貢, 福井 聡, 佐藤 孝雄, 長澤 徹, 高畑 一也, . 超伝導体の均流化回路. 特開2003-332121. 2003-11-21
  • H01F   6/06     

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