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セリシンを大量に生産する蚕品種

シーズコード S100002187
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 山本 俊雄
  • 間瀬 啓介
  • 宮島 たか子
  • 原 和二郎
技術名称 セリシンを大量に生産する蚕品種
技術概要 「Nd系統」に、普通品種の「強健・多糸量系統」を交雑させて得られるカイコを、普通品種の「強健・多糸量系統」に戻し交配し、さらに近親交配及び選抜することにより得られる、1頭当たりの吐糸量が72mg以上であり、かつ繭層のセリシンの割合がNd系統と同程度であるカイコ品種である。この品種は、セリシンのみを合成する突然変異種の「裸蛹系統」と普通品種の「強健・多糸量系統」を交雑させることにより得られ、ここで、使用する突然変異種の「裸蛹系統」は、好適には「Nd系統」が挙げられ、本系統は、純度99%のセリシンを合成し、営繭率が低く、繭を作らず裸蛹となる場合が60%を越える系統である。普通品種の「強健・多糸量系統」は、通常の飼育では春蚕期の場合、幼虫の生存率及び化蛹歩合がそれぞれ95%及び85%以上となり、繭重及び繭層重がそれぞれ2g及び0.6gを越える系統であれば特に限定されないが、例えば、日本種系統の「NS2系統」や中国種系統の「CS83系統」が好適に使用される。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ セリシンを大量に生産し、かつ営繭率がよく、裸蛹や半化蛹が出現しない蚕品種を提供する。
機能性材料として各産業界で需要の高いセリシンタンパク質を高能率で生産できる。また、これらの品種は蚕染色体DNAの制限酵素断片長多型(RFLP)を、蚕の28対の各染色体に座乗する遺伝子に由来する蚕cDNAをプローブに用いて検出することにより、他の蚕品種と区別することができる。
用途利用分野
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 山本 俊雄, 間瀬 啓介, 宮島 たか子, 原 和二郎, . セリシンを大量に生産する蚕品種. 特開2001-245550. 2001-09-11
  • A01K 67/033   501
  • C12N 15/09    ZNA
  • C12Q  1/68      

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