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近赤外分光法を用いた液状試料の分析法

シーズコード S100002201
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 河野 澄夫
  • 伊豫 知枝
技術名称 近赤外分光法を用いた液状試料の分析法
技術概要 分散型近赤外装置1内には光源からの白色光から近赤外光を分光する分光器と近赤外光を検出する光センサーが内蔵され、また近赤外装置1にはアルミニウム製のブロック3が付設されている。このブロック3には透光性の試験管4を装填可能とした収納部5が形成されている。まず、アルミニウムブロック3の収納部5内にスペクトル測定の基準物質であるセラミック板12をセットし、その上に遮光用キャップ6をかぶせる。次に、制御用コンピュータ2を操作して、セラミック板12の透過光強度を測定する。すなわち、近赤外装置1のスリットからの700nm~1100nm域の分光した近赤外光を光ファイバー7を介してセラミック板12に照射し、セラミック板12を拡散透過した光を光ファイバー8を介して近赤外装置1内の光センサーで検出する。次に、セラミック板12に換えて、ウォータバスなどで所定の温度に調整した液状試料入り試験管4を収納部5に入れ、同様の手順で液状試料の透過光強度を測定する。この測定値を、同様の方法により測定したスペクトルから予め作成した検量線に代入することで、液状試料の化学成分または理化学的特性を知るものである。
画像

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研究分野
  • 赤外・遠赤外領域の分光法と分光計
  • 化学分析一般
  • 分析試薬
展開可能なシーズ 短波長域の近赤外光を収納部内の試験管まで導き、液状試料からの散乱反射光、散乱透過光あるいは透過反射光のスペクトルの測定をして、化学成分または理化学的特性を算出する分析法を提供する。
試料に対して均一化あるいは夾雑物の除去などの前処理を必要とせず、また、液状試料をいれるための特殊な試料セルを必要としないので、簡易に、しかも迅速に液状試料の目的特性値を得ることが可能となる。
用途利用分野 農業、食品工場、液状試料化学成分分析、理化学的特性分析
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 河野 澄夫, 伊豫 知枝, . 近赤外分光法を用いた液状試料の分析法. 特開2002-122538. 2002-04-26
  • G01N  21/35     
  • G01N  21/27     

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