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γ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株及び該変異株を用いたγ-ポリグルタミン酸の製造法

シーズコード S100002229
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 木村 啓太郎
  • 伊藤 義文
技術名称 γ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株及び該変異株を用いたγ-ポリグルタミン酸の製造法
技術概要 γ-グルタミルトランスペプチダーゼ(GGT)遺伝子にスペクチノマイシン耐性遺伝子が挿入され、かつγ-ポリグルタミン酸ハイドロラーゼ遺伝子にエリスロマイシン耐性遺伝子が挿入されたバチルス・ズブチリスNAF M61株(FERM P-18688)である。また、化学的又は物理的変異処理によりGGT遺伝子とγ-ポリグルタミン酸ハイドロラーゼ遺伝子に変異を誘起したバチルス・ズブチリスNAF M5-005株(FERM P-18695)である。これらのγ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株を培地に培養し、培養物からγ-ポリグルタミン酸を採取してγ-ポリグルタミン酸を製造する。納豆菌のγ-ポリグルタミン酸合成と分解に関する酵素及び遺伝子の研究の過程で、GGTを欠損する変異株がγ-ポリグルタミン酸をエキソ型に分解する活性を失うこと、γ-ポリグルタミン酸をエンド型に分解するγ-ポリグルタミン酸ハイドロラーゼの遺伝子(pghA)を発見する。さらに、GGT遺伝子及び/又はpghAの転写・翻訳が正常に行われないように変異を誘起させる方法を検討し、γ-ポリグルタミン酸生産能を有する微生物の変異株を取得する。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • 微生物代謝産物の生産
展開可能なシーズ γ-ポリグルタミン酸の収量が多く、しかも得られるγ-ポリグルタミン酸の分子量分布が一定の範囲となり、γ-ポリグルタミン酸の安定な生産が可能なγ-ポリグルタミン酸生産微生物を提供すると共に、微生物を用いるγ-ポリグルタミン酸の製造法を提供する。
このγ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株は、大量のγ-ポリグルタミン酸を安定的に生産することができる。しかも、糸引きが強く、粘りのあるため、納豆の製造に利用できる。変異株は、γ-ポリグルタミン酸分解酵素活性を失っているため、微生物によって生産されたγ-ポリグルタミン酸は分解されない。従って、高収量で安定したγ-ポリグルタミン酸の生産が可能となる。また、平均分子量が2MDaのγ-ポリグルタミン酸が得られるので、その性質に応じた用途に使用することができる。
用途利用分野 γ-ポリグルタミン酸生産、バイオフィルム、コーティング剤、水分吸収・保持剤、食品添加剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 木村 啓太郎, 伊藤 義文, . γ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株及び該変異株を用いたγ-ポリグルタミン酸の製造法. 特開2003-230384. 2003-08-19
  • C12N 15/09      
  • C12N  1/20      
  • C12P 21/00      
  • C12N  1/20      
  • C12R  1:125     

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