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舌上皮前駆細胞の単離培養方法およびその分化誘導方法

シーズコード S100002241
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 大倉 哲也
  • 日野 明寛
  • 川本 恵子
技術名称 舌上皮前駆細胞の単離培養方法およびその分化誘導方法
技術概要 マウス等のヒトを除く哺乳類の有郭乳頭付近の舌上皮細胞より、インテグリンβ1を発現する細胞を磁気カラムを用いて選抜し、選抜した細胞を、塩基性繊維芽細胞成長因子を含みカルシウム濃度が3.0~7.0mg/mlである培地で培養して舌上皮前駆細胞を単離増殖する。舌上皮前駆細胞を培養する際、舌上皮前駆細胞の培養上清を存在させると、味細胞の前駆細胞が多く含まれる部位からの舌上皮前駆細胞を増殖でき、この培養物から味細胞前駆細胞を取得できる。得られた味細胞前駆細胞を含む舌上皮前駆細胞を、分化誘導因子を加えた培地で培養すると、舌上皮に存在する上皮様細胞もしくは味細胞を含む神経様細胞に分化誘導できる。コラゲナーゼⅣとエラスターゼによる処理を行って舌より剥がした舌上皮シートを、細かく裁断した後、ディスパーゼ処理により細胞を1個ずつに分散させる。ここにビオチン標識した抗インテグリンβ1抗体とストレプトアビジン磁気ビーズを添加して、インテグリンβ1を発現する細胞を磁場により選択して、培養を行う。この培養細胞は、培養液中にカルシウムを加えると、上皮様に分化し、レチノイン酸を加えると、神経様に分化する。
画像

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研究分野
  • 細胞・組織培養法
展開可能なシーズ 舌上皮細胞から前駆細胞を単離・培養する方法を確立すると共に、前駆細胞を上皮様細胞または神経様細胞に分化誘導する方法を確立する。
この方法によれば、従来は困難であった舌上皮細胞および味細胞の前駆細胞を培養することが可能となる。また、味細胞の分化過程を経時的に詳細に解析することが可能となると同時に、分化途上の味細胞および分化した味細胞を長期間に渡って維持することが可能となる。
用途利用分野 味前駆細胞培養
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 大倉 哲也, . 大倉 哲也, 日野 明寛, 川本 恵子, . 舌上皮前駆細胞の単離培養方法およびその分化誘導方法. 特開2003-102470. 2003-04-08
  • C12N   5/06     

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