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細胞生育性に優れた改質絹粉末、その製造方法及びその利用

シーズコード S100002248
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 坪内 紘三
技術名称 細胞生育性に優れた改質絹粉末、その製造方法及びその利用
技術概要 分子量の低下した結晶性絹粉末の表面に、温和な処理条件下で精練し、精練して得た絹粉末の分子量よりも高い分子量を有する絹物質を被覆した細胞生育性を有する改質絹粉末である。結晶性絹粉末の表面に被覆される絹物質の平均分子量が、4万以上、好ましくは10万以上である。改質絹粉末の製造方法は、生繭、乾繭、生糸、絹糸若しくはそれらの残糸、これら各糸により形成された織物、不織布、編物、またはそれらの加工工程で生じる残糸を、温和な処理条件下で精練し、精練して得た絹物質を中性塩水溶液に溶解させ、次いで、水に透析して得た絹物質の水溶液を、分子量の低下した絹粉末の粒子表面に被覆させ、次いで、乾燥し、粉砕する。これにより、低分子化の度合いが少なくて細胞生育性を有し、かつ成形性、手触り、付着性、染色性等に優れた改質絹粉末を得る。分子量の低下した絹粉末は、繭糸、絹糸、生糸等の絹物質をアルカリ水溶液と接触させて絹糸の強度を低下させた後に、脱アルカリと乾燥を行い、次いで得られた絹物質を微粉砕することにより得る。温和な処理条件下での精練が、大気圧下で炭酸ナトリウム濃度0.03~0.8%の水溶液中で5~40分、煮沸することからなる。
研究分野
  • 医用素材
  • 化粧品
展開可能なシーズ 特に細胞生育性に優れ、しかも成形性や手触り、展延性、付着性、染色性等にも優れた改質絹粉末、及びその改質絹粉末の製造方法を提供する。
ヒト細胞生育性に優れ、成形性や手触り、展延性、付着性、染色性等にも優れた結晶性絹粉末を得ることができる。この改質粉末は、結晶性絹粉末のメリットに、更に被覆した高い分子量を有する絹物質のメリットを併せ持つことができる。また、化学的方法によって得られたしかも低分子化した粉末であっても、アルコール処理や熱水蒸気処理等によって結晶化し、更に微粉砕して粒子を6μm程度以下(好ましくは3μm程度)となった結晶性絹粉末を、細胞生育性のある絹タンパクで被覆することにより改質でき、皮膚ケア素材として化粧用に、或いは医療用に利用できる。
用途利用分野 創傷被覆剤、化粧料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 坪内 紘三, 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 坪内 紘三, . 細胞生育性に優れた改質絹粉末、その製造方法及びその利用. 特開2004-123683. 2004-04-22
  • A61K   8/98     
  • A61K   8/64     
  • A61Q  19/00     
  • A61K  38/00     
  • A61L  27/00     
  • A61P  17/02     

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