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麦類植物の受粉性の識別方法とその利用による麦類植物の改良方法

シーズコード S100002258
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 小松田 隆夫
  • 間野 吉郎
  • 本多 一郎
  • ヤーラン トュルスペコフ
  • 渡邊 好昭
技術名称 麦類植物の受粉性の識別方法とその利用による麦類植物の改良方法
技術概要 受粉性を支配する遺伝子と連鎖する分子マーカーe11m19-3を用いるオオムギ植物の開花受粉性又は閉花受粉性を識別する方法であって、分子マーカーが開花受粉性あるいは閉花受粉性を有するオオムギ親植物と同様の型を示す場合に、被検後代植物がそれぞれ開花受粉性又は閉花受粉性であると判定する。オオムギ植物からDNA試料を調製し、DNA試料を制限酵素により切断し、DNA断片をその大きさに応じて分離し、検出されたDNA断片の大きさを対照と比較して開花受粉性又は閉花受粉性を識別する。あるいは、調製したDNA試料を鋳型として、プライマーDNAを用いてPCR反応を行い、増幅したDNA断片を、その大きさに応じて分離する。あるいは、制限酵素で処理されたDNA試料を鋳型としてAFLP反応を行い、増幅したDNA断片を、その大きさに応じて分離する。開花受粉性又は閉花受粉性の形質を有する人為的に改変されたオオムギ植物は、これらの方法により早期に選抜され作製される。麦類植物の開花受粉性又は閉花受粉性を識別する方法は、受粉性を支配する遺伝子と連鎖する図の連鎖地図に示される少なくとも1つの分子マーカーを用いる。
画像

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研究分野
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ 閉花受粉性遺伝子を有する系統と、そうでない開花受粉する系統とを特異的かつ効率的に識別できる方法を提供する。
麦類の閉花/開花受粉性に連鎖するDNAマーカーを用いることにより、被検麦類植物についての受粉性がその穂を観察することなく、幼植物など、被検植物のあらゆる器官から抽出したDNAを用いて正確に判定できる。これにより、受粉性に関する判定が育成早期における個体を用いても可能となるため、開花/閉花受粉性を導入する育種における効率を飛躍的に向上できる。
用途利用分野 赤かび病耐性ムギ、麦類品種改良
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 小松田 隆夫, 間野 吉郎, 本多 一郎, ヤーラン トュルスペコフ, 渡邊 好昭, . 麦類植物の受粉性の識別方法とその利用による麦類植物の改良方法. 特開2004-180570. 2004-07-02
  • C12Q   1/68     
  • A01H   5/00     

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