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多細胞生物の組織の常温乾燥保存方法

シーズコード S100002268
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 奥田 隆
  • 渡邊 匡彦
  • 黄川田 隆洋
技術名称 多細胞生物の組織の常温乾燥保存方法
技術概要 ネムリユスリカの幼虫の組織を、熱処理した昆虫の体液に浸漬し、48時間以上乾燥させて、ネムリユスリカの組織を乾燥保存する。又はネムリユスリカの幼虫が入った乾燥容器を湿度5%以下のデシケーター内に入れ、乾燥容器内の蒸留水を220~230μl/24時間の割合で48時間以上蒸発させてネムリユスリカの組織を乾燥保存する。あるいは湿度80%、光周期:13時間(明期)、11時間(暗期)で飼育したネムリユスリカの幼虫の組織を、熱処理した昆虫の体液に浸漬し、48時間以上乾燥させてネムリユスリカの組織を乾燥保存するあるいは。湿度80%、光周期:13時間(明期)、11時間(暗期)で飼育したネムリユスリカの幼虫が入った乾燥容器を湿度5%以下のデシケーター内に入れ、乾燥容器内の蒸留水を220~230μl/24時間の割合で48時間以上蒸発させてネムリユスリカの組織を乾燥保存する。この乾燥保存技術は、低温保存と異なりエネルギーを必要としないもので、常温で乾燥保存できるが、熱帯のようにかなり高温であっても蘇生可能な状態での乾燥保存ができる。しかも、半永久的な保存が可能である。
研究分野
  • 細胞・組織培養法
  • 餌料
展開可能なシーズ 多細胞生物の組織を培養下で徐々に乾燥させ、完全に組織が脱水した後に、再び水を加え蘇生させる多細胞生物の組織の常温乾燥保存方法を提供する。
ネムリユスリカの室内継代飼育方法を確立し、ネムリユスリカの実験室内での乾燥休眠の誘導条件を決定することによって、この虫の大量増殖が容易になる。これにより、観賞魚のための長期乾燥保存が可能な生餌の供給が可能となる。この技術を応用することによって、脊椎動物の臓器の保存技術、再生医療、食品保存の分野で常温乾燥保存、すなわちエネルギーを必要としない長期保存技術が実現できる。
用途利用分野 臓器保存、食肉保存、生鮮野菜保存、観賞魚生餌
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 奥田 隆, 渡邊 匡彦, 黄川田 隆洋, . 多細胞生物の組織の常温乾燥保存方法. 特開2004-275107. 2004-10-07
  • C12N   5/00     
  • C12N   1/04     
  • C12N   5/06     

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