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葯特異的遺伝子および該遺伝子のプロモーター、並びにそれらの利用

シーズコード S100002274
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 小松 節子
  • 吉川 学
技術名称 葯特異的遺伝子および該遺伝子のプロモーター、並びにそれらの利用
技術概要 配列番号2のアミノ酸配列をコードするDNA、又は、配列番号1の塩基配列からなるDNAである。配列番号1のDNAの転写産物と相補的なアンチセンスRNAをコードするDNA、DNAの転写産物を特異的に開裂するリボザイム活性を有するRNAをコードするDNA、及び植物細胞における発現時に、共抑制効果によりDNAの発現を抑制させるRNAをコードするDNAも含む。これらのDNAを含むベクター、ベクターが導入された形質転換植物細胞も含む。幼苗期イネをジベレリンで処理し、DNAマイクロアレイ解析法やプロテオーム解析法を利用して、発現が制御される遺伝子群やタンパク質群を検索した結果、βチューブリン遺伝子が同定される。チューブリンは、細胞伸長に関わりイネの茎葉伸長に影響を及ぼすことが考えられ、イネ中のβチューブリンをスクリーニングした結果、図に示される8種類のβチューブリンが検出される。同定された8種類のチューブリンのうちOsTUB8は、葯で特異的な発現を示す。このためOsTUB8は、イネの雄性不稔に関与していることが示唆され、植物においてOsTUB8の発現を調節することにより、植物の稔性を改変する。
画像

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研究分野
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ 新規な葯特異的遺伝子および遺伝子のプロモーター、並びにそれらの利用を提供する。
同定されたOsTUB8遺伝子は、他の組織と比較して、葯において顕著に高い発現を示すため、植物の発生・分化過程における葯特異的マーカーとして利用できる。植物において、OsTUB8遺伝子の発現を抑制することにより、植物に雄性不稔性の形質を付与できる可能性がある一方、雄性不稔性の植物にOsTUB8遺伝子を導入することにより、稔性の付与を行える可能性がある。従って、OsTUB8遺伝子は、植物の品種育成において利用価値がある。
用途利用分野 葯特異的マーカー、雄性不稔作物、雄性稔性作物
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 小松 節子, 吉川 学, . 葯特異的遺伝子および該遺伝子のプロモーター、並びにそれらの利用. 特開2004-337004. 2004-12-02
  • C12N  15/09     
  • A01H   5/00     
  • C12N   5/10     

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