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保護された水酸基を有する化合物、その製造法およびその用途

シーズコード S100002279
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 春見 隆文
  • 今場 司朗
技術名称 保護された水酸基を有する化合物、その製造法およびその用途
技術概要 1個または複数個の水酸基を有する糖質、複合糖質、またはそれらの誘導体であって、水酸基のうちの一部または全部が、下記の式(I)で表される水酸基の保護基としてのUCP基により保護されてなり、式:(Z)-Rで表される保護された水酸基を有する化合物から、UCP基中の酸アミド結合のN末端側から1残基分のアミノ酸誘導体を逐次切り離す方法により、化合物の水酸基を保護するUCP基のうち、式(I)中のR1が同一の基である全てのUCP基を、重合度の最も少ないUCP基で保護されていた箇所から順に脱保護させて水酸基を遊離せしめ、遊離水酸基へ縮合反応により特定の化合物を結合させる糖質、複合糖質、またはそれらの誘導体の合成方法である。式中、ZはUCP基、mは1以上であって、水酸基を有する化合物Rの水酸基の数以下の整数である。この合成方法の概念を、図1に示す。また、反応の具体例を図2と図3に示す。
画像

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研究分野
  • 各種有機化合物の製造
  • 有機化学反応一般
  • 糖質・糖鎖一般
展開可能なシーズ 水酸基を有する化合物の水酸基の保護基として利用できる、新たな化合物を開発し、糖質、複合糖質、またはそれらの誘導体の水酸基の保護剤として用いて、有用な糖鎖ライブラリーの調製および糖鎖の自動合成機に応用できる糖鎖をはじめとする有機化合物を合成する方法を提供する。
UCP基で保護された水酸基を有する化合物として、例えば、他の化合物を結合させたい水酸基について重合度を適宜調整したUCP基が導入された化合物について、重合度の低いものから順に水酸基からUCP基を脱保護して水酸基を遊離させることによって、遊離する水酸基に順位をつけ、順次これに他の化合物を縮合させることによって極めて複雑な構造の有機化合物を得ることができる。この化合物を用いた有機化合物の合成方法は、糖鎖ライブラリーの調製や自動合成機に応用することも可能である。
用途利用分野 糖鎖ライブラリー調製、糖鎖自動合成
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 今場 司朗, . 春見 隆文, 今場 司朗, . 保護された水酸基を有する化合物、その製造法およびその用途. 特開2005-075729. 2005-03-24
  • C07H  13/04     
  • C07K   1/107    
  • C07K   5/04     
  • C07K   5/06     
  • C07K   5/08     
  • C07K   5/10     
  • C07K   7/04     
  • C07K   7/06     

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