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副産物を生成しないバイオディーゼル燃料の無触媒製造法

シーズコード S100002282
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 飯嶋 渡
  • 小林 有一
  • 谷脇 憲
技術名称 副産物を生成しないバイオディーゼル燃料の無触媒製造法
技術概要 動植物油脂またはその廃食油とメタノールとを混合し、グリセリンが生成されない反応条件下で触媒を使用せずにメタノリシス反応を行うバイオディーゼル燃料の製造方法である。グリセリンが生成されない反応条件は、動植物油脂またはその廃食油とメタノールとが1:2~2:1の体積比で混合され、メタノリシス反応がハステロイ製の管状反応管内で行われ、反応温度が370~500℃、反応時間が4~12分間、および反応圧力が20~60MPaであり、管状反応管内への流入時における混合物の温度が250℃以上である。メタノリシス反応と並行して脂肪酸基の炭素鎖の分解反応を行う。このバイオディーゼル燃料は、脂肪酸メチルエステル、モノアシルグリセロールおよびジアシルグリセロールを主成分とする。メタノリシス反応における諸条件を適切に制御することにより、第1段階の反応は完了させつつ、第3段階の反応は抑制することにより、グリセリンを生成することなくバイオディーゼル燃料を製造する。第2段階の反応の程度は任意の程度であってよいが、第2段階の反応が促進されるようにメタノリシス反応の諸条件が制御されることが好ましい。
研究分野
  • 液体燃料工業
  • 廃棄物処理
展開可能なシーズ 動植物油脂またはその廃食油とメタノールとからバイオディーゼル燃料を製造する方法であって、触媒を使用せず、且つ、副産物としてグリセリンを生成しない方法を提供する。
副産物としてグリセリンの発生を伴わずにバイオディーゼル燃料を製造することができる。すなわち、より完成された炭素循環型エネルギーシステムを構築できる。また、副産物を生成しないためにバイオディーゼルの収率が向上する。さらに、無触媒化により従来の製造法に必須であった原料の前処理、製品の中和、洗浄及び洗浄水の浄化を不要となる。
用途利用分野 バイオデイ-ゼル燃料、廃食油有効利用
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 飯嶋 渡, 小林 有一, 谷脇 憲, . 副産物を生成しないバイオディーゼル燃料の無触媒製造法. 特開2005-060591. 2005-03-10
  • C10L   1/02     
  • C11B  13/00     

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