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交流き電用ベクトル形継電器

シーズコード S100002427
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 持永 芳文
  • 戸田 弘康
  • 久水 泰司
  • 長崎 寛美
  • 平松 博
  • 上村 修
  • 吉舗 幸信
  • 増山 隆雄
技術名称 交流き電用ベクトル形継電器
技術概要 まず、差分電流演算部2は、サンプルホールド部1にて記憶されたき電線電流Iのサンプリングデータを用いて予め定められた系統周波数のnサイクル前(n:予め定めた整数)の同じくサンプルホールド部1にて記憶されているき電線電流のサンプリングデータを減算した差分電流データを記憶する。次に、差分基本波フィルタ部3は、差分電流演算部2にて得られた差分電流データに対して既知のディジタルフィルタを1つ、或いは既知のディジタルフィルタを複数組み合わせて構成し、系統周波数の基本波電流成分を抽出して他の低次高調波成分を除去したデータを記憶する。次いで、差分基本波振幅値演算部4は、差分基本波フィルタ部3にて得られた基本波電流成分を抽出したデータより振幅値演算を行い、系統周波数のnサイクル前との差分電流の振幅値を記憶する。そして、比較判定部5は、差分基本波振幅値演算部4にて得られたき電線の差分電流の振幅値と予め定められた値とを比較して判定を行い、その結果を後段の出力処理側へ渡す。
画像

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研究分野
  • 保線,鉄道防災
  • 信号,保安
  • 保護装置
展開可能なシーズ フーリエ級数展開を用いずに、任意のディジタルフィルタを組み合わせることによって系統周波数の基本波電流や第2高調波、第3高調波等を抽出し、演算負担の軽減を図り、更に、演算誤差の軽減も行うことができる交流き電用ベクトル形継電器を提供する。
差分基本波フィルタ手段にて得られたデータ△If3qを基に差分基本波振幅値を演算し、算出した差分基本波振幅値を予め定められた値と比較判定することにより、ディジタルフィルタを組み合わせて基本波電流成分を抽出し、他の低次高調波成分を除去する演算を行い、演算負担を軽くしながらも、き電線電流の絶対値の変化が僅かな場合でも位相変化に応動して事故検出し、必要な保護動作を働かせることできる。
用途利用分野 電鉄用交流き電回路
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) (財)鉄道総合技術研究所, (株)東芝, 東芝システムテクノロジー(株), . 持永 芳文, 戸田 弘康, 久水 泰司, 長崎 寛美, 平松 博, 上村 修, 吉舗 幸信, 増山 隆雄, . 交流き電用ベクトル形継電器. 特開2002-064930. 2002-02-28
  • H02H   3/44     
  • B60M   3/00     

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