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レールのテルミット溶接方法

シーズコード S100002463
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 深田 康人
  • 山本 隆一
  • 鈴木 理三郎
技術名称 レールのテルミット溶接方法
技術概要 るつぼ内の酸化鉄とアルミニウムとの化学反応によって生成した溶融鉄を、るつぼ底部の流出孔を開口させてキャビティに注入し、レールを溶接する。溶接後、型開きし、レール溶接部頭部1の余盛4を除去する。レール溶接部頭部1の表面温度が600℃以上であることで、レール溶接部頭部1の中心部5がオーステナイト変態温度以上であることを確認する。表レール溶接部頭部1の自然放冷より速い冷却速度の空冷を開始する。空冷に用いる冷却装置の風圧は、0.25kPa~4.90kPaの値に設定する。4.90kPaを越える圧力ではマルテンサイト組織生成の危険性がある。レール溶接部腹部2及びレール溶接部底部3は、自然放冷状態に保つ。このようにして、レール溶接部頭部1の表面温度が、例えば350℃程度になるまで自然放冷より速い冷却速度で空冷する。これにより、レール溶接部頭部1はレール溶接部底部3より早く変態を開始して、レール溶接部底部3に比較的大きな圧縮残留応力が残存する。350℃程度から常温程度までは、レール溶接部全体を水冷する。水冷後、レール溶接部をグラインダーで表面仕上げする。さらにその後、超音波探傷検査及び浸透探傷検査を実施する。
画像

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研究分野
  • 溶接技術
  • 線路構造,軌道材料
展開可能なシーズ テルミット溶接部の強度を維持しつつ冷却時間の短縮化を図り施工性を向上させる。
自然放冷より速い冷却速度の空冷により冷却時間を短縮し、工程数の増加及び余盛除去時間の長期化等を抑え、全体として施工時間を短縮することができる。
用途利用分野 レール、レール溶接頭部
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) (財)鉄道総合技術研究所, (株)峰製作所, . 深田 康人, 山本 隆一, 鈴木 理三郎, . レールのテルミット溶接方法. 特開2002-263866. 2002-09-17
  • B23K  23/00     
  • E01B  11/52     
  • B23K 101/26     

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