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塩害対策用補修材料及び構造物の補修方法

シーズコード S100002560
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 佐々木 孝彦
  • 立松 英信
  • 水野 清
  • 神谷 清志
  • 地頭薗 博
  • 井上 敏克
技術名称 塩害対策用補修材料及び構造物の補修方法
技術概要 塩害を受けたコンクリートの欠損面積0.1mm以上または修復厚さ25mm以上の大断面修復用のモルタル組成物である。セメント100重量部に対してハイドロカルマイト1~9重量部を添加した補修材料100重量部に対して、アルカリイオン吸着剤1~10重量部、セメント系膨張材0.5~100重量部、樹脂を固形分換算で0.1~50重量部、有機繊維又は無機繊維を0.05~5重量部、細骨材20~500重量部と水が混合されており、この物性が7日圧縮強度43N/mm以上、14日後の付着強度4.5N/mm以上、過飽和食塩水に浸漬3ヶ月経過後の塩化物イオン浸透深さが7mm以下である。この大断面の修復方法は、塩害を受けたコンクリート1を鉄筋3部分が露出するまではつり、鉄筋3にセメント防錆ペーストを塗り、その後はつり欠損部分に、塩害対策大断面補修用モルタル組成物を吹き付け法又は流し込み法により充填する。あるいは、コンクリート構造物の表面をサンドブラストにより目荒らしを行い、鉄筋コンクリート構造物の表面に、補修用モルタル組成物を被覆する。ハイドロカルマイトの添加によって塩化物イオンの浸透を抑制する。
画像

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研究分野
  • セメントの製造
展開可能なシーズ 少ない塩化物イオン吸着剤を用いても十分な塩害対策効果を発揮し、経済的かつ施工性の優れた塩害対策用補修材料を提供すると共に、少ない塩化物イオン吸着剤を用いてしかも塩化物イオンの浸透抑制効果を低下させることなく、しかも経済的かつ施工効率の高い鉄筋コンクリート構造物の補修方法を提供する。
少ない塩化物イオン吸着剤の添加によって流動性を低下させることなく、経済的かつ施工性の優れた塩害対策用補修材料が得られる。また大断面の補修に使用されることから、塩化物イオン吸着剤の吸着効果と鉄筋までのかぶり厚さの相乗効果によって高い防錆効果を得ることができる。アルカリイオン吸着剤がゼオライト鉱物であることにより、コンクリート構造物の劣化の原因となり塩害をも増長させる原因とされているアルカリ骨材反応を抑制するばかりでなく、ゼオライトのもつセメントとの反応性によってより緻密な硬化体組織が形成され塩化物イオンの浸透性も抑制する。
用途利用分野 塩害コンクリート補修
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) (財)鉄道総合技術研究所, (株)ジェイアール総研エンジニアリング, 三菱マテリアル(株), . 佐々木 孝彦, 立松 英信, 水野 清, 神谷 清志, 地頭薗 博, 井上 敏克, . 塩害対策用補修材料及び構造物の補修方法. 特開2005-067903. 2005-03-17
  • C04B  28/02     
  • C04B  16/06     
  • C04B  22/06     
  • C04B  22/14     
  • C04B  24/24     
  • E04G  23/02     

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