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海底トンネル内の鋼材の劣化予測方法

シーズコード S100002562
掲載日 2010年10月7日
研究者
  • 坂井 宏行
技術名称 海底トンネル内の鋼材の劣化予測方法
技術概要 既存の海底トンネルの概略縦断面図を示す。本坑1および作業坑2を有し、本坑1は、トンネルの中間に向かうほど深くなるこう配変更点を有する略V字形の傾斜状態で築造され、作業抗2は、本坑1の最深位置をこう配変更点として坑口に至るほど深くなるよう傾斜した略逆V字形に築造されており、各坑口側の地上位置においてたて坑3および4が築造されている。本坑1の位置Aおよび位置Bに鋼材を設置し、両位置での漏水の流量(m/day)を三角ぜき法で、漏水中の海水分量(m)並びにナトリウムイオン、カリウムイオン、マグネシウムイオン、カルシウムイオン、塩化物イオンおよび硫酸イオンの濃度(μg/mL)、被検水の電気伝導率(mS/cm)、鋼材の劣化度合い(鋼材の痩せ量:mm)を定期的に測定したところ、鋼材の劣化度合い(mm)は、ナトリウムイオン等のイオンの累積濃度、累積通過重量だけでなく、海水や漏水の累積流量、電気伝導率の累積値、鋼材の設置時間、累積交通量(累積移動体数量:台、両または個)とそれぞれ一次の関係にあることが確認された。各時点での測定値を演算手段に入力して鋼材の劣化度合いを予測し、表示部に表示する。
画像

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研究分野
  • 保線,鉄道防災
  • トンネルの保守と付帯設備,その他
展開可能なシーズ 海水含有漏水が付着され続ける鋼材は、腐食して劣化が進行し、強度低下を招くので、必要強度以下になる前に交換する等のメンテナンス処理を施すことが要求される。従来点検作業員により実施されてきた点検作業に付随しがちな熟練などの個人差によるばらつきを発生させることなく、確実な劣化予測ができるようにする。
鋼材劣化促進物の累積量を、延べの交通量も含めて測定することで、従来できなかった鋼材劣化の促進物を含有する水が付着する環境下にある鋼材の劣化予測が簡単にできることになるので、劣化鋼材の交換等、メンテナンス性が著しく向上することになる。
用途利用分野 海底トンネル内の鋼材の劣化予測装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) (財)鉄道総合技術研究所, . 坂井 宏行, . 海底トンネル内の鋼材の劣化予測方法. 特開2005-043221. 2005-02-17
  • G01N  17/00     
  • G01M  19/00     

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