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体内管腔部の狭窄部位の開存を確保するためのステント

シーズコード S100002611
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 大島 宣雄
  • 鎮西 敬子
  • 赤川 英毅
技術名称 体内管腔部の狭窄部位の開存を確保するためのステント
技術概要 コイルステント1は、中心軸であるx軸の方向に向かって巻回されている。コイルステント1の中央には一定の径を有する定幅部2が設けられており、定幅部2の両側にそれぞれ縮径部3A、3Bが設けられている。定幅部2の径はa+μaであり、縮径部の末端の径はaである。また、aは拡張前のステントの外径である。x軸上で-xaからxaまでは定幅部2であり、-xaから-xbおよびxaからxbは縮径部3A、3Bである。図(b)においては、縮径部の対応領域はx軸を中心とする余弦曲線となっている。この余弦曲線をx軸の周りに回転させることによって、回転余弦曲線が得られる。回転余弦曲線に沿ってコイルステントが成形されている。これにより、ステントから血管壁への圧迫や過伸展を最小限とし、血管内膜の細胞の過増殖による再狭窄を抑制できる。コイルステント1を構成する金属線4は、好ましくは医療用ステンレススチール等から製造できる。更に、形状記憶合金や医療用の合成樹脂なども使用可能である。また、血管内膜での細胞の増殖に関与する因子として、血流により血管壁に与える壁ずり応力がある。コイルピッチを調節することにより血液流速を制御できる。
画像

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研究分野
  • 医療用機器装置
  • 血管系
展開可能なシーズ 体内管腔部の狭窄部位の開存を確保するためのステントにおいて、血管内膜での細胞の過増殖に起因する再狭窄を抑制できるようにする。
ステントの径が徐々に縮小している縮径部の径をなだらかに縮小させることによって、細胞増殖という問題がなくなる。また、縮径部を回転余弦曲面上に設けることによって、ステントから血管壁へと加わる平均張力を15-30%程度減少させることができる。また、コイルステントの末端におけるコイルピッチよりも中心におけるコイルピッチを小さくすることにより、細胞の増殖を抑えられる。
用途利用分野 冠動脈血管内支持具
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人筑波大学, . 大島 宣雄, 鎮西 敬子, 赤川 英毅, . 体内管腔部の狭窄部位の開存を確保するためのステント. 特開2001-309984. 2001-11-06
  • A61M  29/02     

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