TOP > 技術シーズ検索 > 溶媒蒸留装置

溶媒蒸留装置

シーズコード S100002616
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 野田 敏昭
  • 北村 雅人
  • 野依 良治
技術名称 溶媒蒸留装置
技術概要 溶媒蒸留装置は、精製対象の溶剤が収容される蒸留フラスコ1と、精製された溶剤が回収される捕集フラスコ2と蒸留フラスコの口に接続された分留管3と、その中段部に分留管の上端部が接続され、その上端部に非凝縮性ガスの排出口が設けられた還流冷却器4と、還流冷却器の下端部に接続された凝縮液溜め5とを備え、凝縮液溜めは、その底部が、第一流量調節弁71を介して、分留管の下端部近傍に接続されるとともに、第二流量調節弁72を介して、捕集フラスコの口に接続され、凝縮液溜めの中には、その底部近傍に不活性ガスを吹き込む不活性ガス導入口57が設けられている。次の様に溶媒の精製が行われる。先ず、蒸留フラスコの中に精製対象の溶剤を収容し、更に、蒸留フラスコの中に乾燥剤を投入し、不活性ガスを用いて装置内部をパージする。次いで、還流冷却器に冷却水を流しながら蒸留フラスコを加熱する。溶媒の蒸気は、主として還流冷却器で凝縮される。凝縮液は、蒸留フラスコに戻る。この様に溶媒を還流し、溶媒中に含まれている非凝縮性ガスをガスバブリングにより取り除くとともに、水分を乾燥剤と反応させて取り除く。凝縮液が、捕集フラスコに回収される。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2000-326876.gif
研究分野
  • 化学装置一般
  • 各種物理的手法
展開可能なシーズ 高い純度を備えた無酸素・無水の溶媒を、簡便な構成を用いて、高い時間効率且つ精製効率で精製することができる溶媒蒸留装置を提供する。
(a)凝縮液溜めの底に溜まっている凝縮液に、不活性ガスを吹き込んで、ガスバブリングを行うことによって、凝縮液の中に溶存している非凝縮性ガスを追い出し、効率良く凝縮液の純度を上げることができる。(b)装置本体部分と、蒸留フラスコ及び捕集フラスコを、Oリング溝付きのガラスフランジを用いて接続することによって、装置本体部分に対する蒸留フラスコ及び捕集フラスコの着脱作業を容易化することができる。これに加えて、配管接続部分のシールにグリースを使用する必要がなくなるので、シール用のグリースに起因する汚染を回避することができる。
用途利用分野 無酸素・無水溶媒調製
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人名古屋大学, . 野田 敏昭, 北村 雅人, 野依 良治, . 溶媒蒸留装置. 特開2002-126401. 2002-05-08
  • B01D   3/00     

PAGE TOP