TOP > 技術シーズ検索 > 化学センサの製造方法

化学センサの製造方法

シーズコード S100002632
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 杉村 博之
  • 高井 治
  • 金 圭寧
技術名称 化学センサの製造方法
技術概要 水晶振動子と、この水晶振動子上においてナノポーラス薄膜とを具える化学センサの製造方法である。ナノポーラス薄膜は、親水性高分子及び疎水性高分子のブロック共重合体と酸化物前駆体とを、例えば、酸性溶液中に溶解させて、これらブロック共重合体と酸化物前駆体とから構成される混合溶液を作製する(a)。次いで、この混合溶液を水晶振動子上に成膜すると、ブロック共重合体を構成する疎水性高分子の外側において親水性高分子が配列してなる、直径数nmの棒状ミセルが形成され、有機-無機複合膜が形成される(b)。次いで、この有機-無機複合膜に対して真空紫外光を照射すると、有機-無機複合膜を構成する有機物のみが分解除去され、表面に貫通したnmオーダの細孔を有するナノポーラス薄膜を得ることができる。ナノポーラス薄膜は、その表面に貫通したnmオーダの多数の細孔を有しているため、極めて大きな比表面積を有する。したがって、所定の検出すべき物質に対してのみ感応性を示す材料から構成することにより、物質に対する吸着量が増大し、物質が極めて微量しか存在しない場合においても、物質を十分な感度で検出できる。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2001-320555.gif
研究分野
  • 薄膜一般
  • 分析機器
  • 吸着剤
展開可能なシーズ 水晶振動子と、この水晶振動子上においてナノポーラス薄膜とを具える、小型で軽量かつ高感度な化学センサを製造する方法を提供する。
ナノポーラス薄膜を所定の検出すべき物質に対してのみ感応性を示す材料から構成することにより、小型で軽量かつ高感度な化学センサが得られる。
用途利用分野 環境汚染物質調査、温度センサ、ガスセンサ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人名古屋大学, . 杉村 博之, 高井 治, 金 圭寧, . 化学センサの製造方法. 特開2003-121329. 2003-04-23
  • G01N   5/02     

PAGE TOP