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超磁歪特性を有する多結晶FeGa合金薄帯

シーズコード S100002640
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 古屋 泰文
  • 岡崎 禎子
  • マンフレッド ウッティグ
  • 斎藤 千尋
技術名称 超磁歪特性を有する多結晶FeGa合金薄帯
技術概要 多結晶FeGa合金薄帯は、急冷凝固法によって形成された、延性を有するFe-xat%Ga(15≦x≦17)合金薄帯からなり、薄帯の厚み方向に結晶方向が揃った微細な柱状結晶集合組織を有する。そして、体心立方構造の他に、応力誘起によって出現した軸の長さが異なる(a≠c)体心正方晶が混在し、面心立方構造の規則格子FeGaが消滅した結晶構造であり、薄帯材料の厚み方向に強さ955kA/mの磁場を加えた場合の最大磁歪が15at%Gaで400×10-6、17at%Gaで600×10-6である超磁歪特性を有する。好ましくは、合金薄帯が熱処理され、薄帯の厚み方向に磁化容易方向[100]を持つ集合組織が形成されている。バルク積層型磁歪アクチュエータは、鉄粉とエポキシ樹脂の薄層とこのFeGa合金薄帯を積層し、厚み方向に磁場を印加した場合、長手方向に縮み、厚み方向に伸びる大きな磁歪を有する。
画像

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展開可能なシーズ 容易に製造でき、低コストであり、延性等の特性を向上させた、超磁歪特性を有する多結晶FeGa合金薄帯及びこれを用いたバルク積層型磁歪アクチュエータを提供する。
FeGa合金薄帯は、磁化増加、減少時のε~H曲線のヒステリシス幅は小さく、残留磁歪も少ないため、磁気駆動型センサ・アクチュエータ材料として有用である。またバルク積層型磁歪アクチュエータを形成し、ソナーや防振台制御などに用いて有用な特性を発揮できる。
用途利用分野 磁気駆動型センサ・アクチュエータ材料、ソナー、防振台制御装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人弘前大学 , . 古屋 泰文, 岡崎 禎子, マンフレッド ウッティグ, 斎藤 千尋, . 超磁歪特性を有する多結晶FeGa合金薄帯. 特開2003-286550. 2003-10-10
  • C22C  38/00     
  • C21D   6/00     
  • H01L  41/20     

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