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検知紙及び吸収缶

シーズコード S100002688
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 春川順市
  • 遠藤拡
  • 佐藤美穂子
技術名称 検知紙及び吸収缶
技術概要 防毒マスクには、汚染空気中の有害ガス除去用の吸着剤を収納した吸収缶が設けられており、吸収缶内の吸着剤の残存能力を把握し、吸収缶の最適な交換時期を知ることは、有害ガス吸入防止及び吸収缶の節約上きわめて重要である。DDVP、DMMP、及びCEESのいずれか1成分を主成分とする有害ガスの呈色試薬としてNBP及びアルカリ性化合物があり、検知紙は、白色濾紙の中心部にNBPのアセトン溶液を滴下風乾した後、滴下部の中心にアルカリ性化合物(例えば炭酸水素ナトリウム)の飽和水溶液を滴下し、常温で風乾することによって得る。ここで、NBPのみ付着する部分とNBP/アルカリ性化合物の混在部分が同心円となるようにすることが望ましく、これは、DDVP等の有機リン化合物に対して、同心円の外側部分が内側部分よりも感度良く呈色するからである。使用前の検知紙に、各有害ガスごとの呈色時と同色・同濃度のインクで記号を記入しておき、検知紙に記入された記号の色が判別できない程度まで呈色された場合に吸収缶が使用不可能と判断される。検知紙は吸収缶開口部付近に着脱可能な接着剤により、取り付ける。
画像

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研究分野
  • 人体の汚染及び防止
  • 分析試薬
展開可能なシーズ ジメチル-2,2-ジクロロビニルホスフェイト(DDVP)、メチルホスホン酸ジメチル(DMMP)、及び2-クロロエチルエチルスルフィド(CEES)のいずれか1成分を主成分とする有害ガスについて、それら有毒ガスとの接触を防止するための防毒マスクに使用する吸収缶の交換時期を、着用者が容易に認識することができる検知紙及び吸収缶を提供する。
呈色する検知紙の呈色試薬、4-(4-ニトロベンジル)ピリジン(NBP)の付着範囲がアルカリ性化合物の付着範囲よりも広くなるように同心円状に付着させることにより、DDVP、DMMP、及びCEESのいずれか1成分を主成分とする有害ガスを高感度に検知することができ、また検知紙自体、加熱等の検知確認用の作業を必要とせず常温で呈色するので、着用者は交換時期を簡便に確認することができる。
用途利用分野 防毒マスク用有害ガス検知紙、防毒マスク用吸収缶
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 防衛装備庁長官, . 春川順市, 遠藤拡, 佐藤美穂子, . 検知紙及び吸収缶. 特開2005-091152. 2005-04-07
  • G01N  31/00     
  • A62B  18/08     
  • G01N  21/77     
  • G01N  31/22     

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