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多孔性配位高分子およびそれからなる触媒

シーズコード S100002714
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 北川 進
  • 堀毛 悟史
  • 長谷川 真平
技術名称 多孔性配位高分子およびそれからなる触媒
技術概要 アミド基を有する三座以上の配位子および金属イオンからなり、配位子と金属イオンが交互に配位結合されてなる多孔性配位高分子である。多座配位子は式で表される1,3,5-ベンゼントリカルボキシ酸トリス[N-(4-ピリジル)アミド]である。金属イオンは遷移金属イオンであり、特に亜鉛イオン、カドミウムイオン、銀イオン、銅イオンまたはコバルトイオンのいずれかである。この多孔性配位高分子からなる触媒をクネベナーゲル反応、アルドール反応またはマイケル付加反応に用いる。多孔性配位高分子は、有機物である配位子と無機物である金属イオンが自己集合的に組みあがっており、温度やゲストの吸脱着などの外部刺激により細孔や骨格構造が変化する。この多孔性配位高分子では、配位子にアミド基を有しており、このアミド基が水素結合による選択的ホスト-ゲスト間相互作用の場、さらには新たなゲスト反応場を提供する。細孔の面積は、50~200Åが好ましい。
画像

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研究分野
  • 高分子材料一般
  • 触媒
展開可能なシーズ 配位子および金属イオンからなり、配位子と金属イオンが交互に配位結合されてなる新規な多孔性配位高分子、および多孔性配位高分子からなる触媒作用の高い触媒を提供する。
多孔性配位高分子にはアミド結合を有するので、水素結合による選択的ホスト-ゲスト間相互作用の場を提供でき、この反応場が触媒効果を発現させ、配位子のみの塩基性条件下よりも高い触媒作用を示す。この触媒は、固体であるので、反応後に分離・再利用が可能な不均一固体触媒として利用できる。この触媒は希少の塩基性触媒として機能する。特に石油精製やファインケミカルなどの分野における触媒として利用することができる。これらの中でも、塩基性触媒なので、クネベナーゲル反応、アルドール反応またはマイケル付加反応などの塩基性条件が必要とされる有機反応に特に有用である。
用途利用分野 クネベナーゲル反応・アルドール反応・マイケル付加反応触媒
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人京都大学, . 北川 進, 堀毛 悟史, 長谷川 真平, . 多孔性配位高分子およびそれからなる触媒. 特開2006-248989. 2006-09-21
  • C08G  79/00     
  • B01J  31/22     
  • C07C 253/30     
  • C07C 255/09     
  • C07C 255/23     

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