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脂肪酸アルキルエステルの製造方法

シーズコード S100002724
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 坂 志朗
技術名称 脂肪酸アルキルエステルの製造方法
技術概要 脂肪酸とカルボン酸エステルとの間で、カルボン酸エステルの超臨界又は亜臨界の条件でエステル化反応を進行させることによって脂肪酸アルキルエステルを製造する方法である(X工程)。脂肪酸は、原料油脂に存在する遊離脂肪酸であり、脂肪酸は、原料油脂中の脂肪酸グリセリドとカルボン酸との間で、カルボン酸の超臨界又は亜臨界の条件でエステル交換反応を行うか、あるいは脂肪酸グリセリドを、超臨界又は亜臨界の条件で加水分解することによって得られる脂肪酸である。脂肪酸アルキルエステルには、原料油脂中の脂肪酸グリセリドとカルボン酸エステルとの間のエステル交換反応で得られる脂肪酸アルキルエステルも含まれる。エステル化反応系に第三成分を添加することによって、脂肪酸相とカルボン酸エステル相の相溶化を行う。また、エステル交換反応系に第三成分を添加することによって、脂肪酸グリセリド相とカルボン酸相、あるいは脂肪酸グリセリド相とカルボン酸エステル相の相溶化を行う。カルボン酸エステルは、蟻酸メチルであることが好ましい。
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研究分野
  • 各種有機化合物の製造
  • 置換反応
  • 加溶媒分解
展開可能なシーズ 工業生産により適する、溶媒としてアルコール溶媒を用いない反応系で、反応効率が良く、かつ広範な原料油脂にも対応できる脂肪酸アルキルエステルの製造方法を提供する。
外部から反応系へ触媒を添加することもなく、脂肪酸アルキルエステルを効率良く製造することができる。また、アルコールを溶媒として用いないため、燃料中の組成物として不適な水の発生が反応系において起こらない。この反応系では、反応の最終段階に至るまでカルボン酸エステルやカルボン酸が存在することになり、このカルボン酸エステルやカルボン酸が酸触媒機能を発揮するため、反応効率が向上し、ひいては高品位な脂肪酸アルキルエステルを製造できる。バイオディーゼル燃料として好適に使用可能な高品位な脂肪酸アルキルエステルを無触媒で効率良く製造する技術として利用可能である。
用途利用分野 バイオディーゼル燃料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人京都大学, . 坂 志朗, . 脂肪酸アルキルエステルの製造方法. 特開2007-106689. 2007-04-26
  • C07C  67/10     
  • C07C  69/58     
  • C11C   3/08     

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