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複合材の配合比同定法

シーズコード S100002811
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 脇若 弘之
技術名称 複合材の配合比同定法
技術概要 配合比を同定する対象となる対象複合材4に、コイル3単独の共振周波数よりも低い励振周波数または高い励振周波数の交流にて励振されたコイルを接近させて、コイルのインピーダンスの変化を測定する。X軸およびY軸をそれぞれインピーダンスの抵抗成分およびリアクタンス成分とするR-ωL座標に、コイルの接近前後のインピーダンスの変化をベクトルとして表すインピーダンス変化ベクトルにおいて、その抵抗成分の変化分ΔRをωLで除した第1の値ΔR/ωLおよびリアクタンス成分の変化分ΔωLをωLで除した第2の値ΔωL/ωLをそれぞれX座標値およびY座標値とする座標をΔR/ωL-ΔωL/ωL座標上に表し、原点から当該座標までの距離を算出する。既知の配合比を持つ複数の標準複合材に対して、測定ステップおよび距離算出ステップと同様のステップを行うことによって得られた距離と既知の配合比との相関関係に、対象複合材4を用いて算出された距離を照合して、対象複合材4の配合比を同定する。
画像

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研究分野
  • R,L,C,Q,インピーダンス,誘電率の計測法・機器
展開可能なシーズ 導電性物質を含む複合材であって、特に半導体よりも電気抵抗率が高い複合材の配合比を同定する。測定対象物を破壊せずに、測定対象物の配合比を迅速かつ簡便に同定する。
未知の配合比を持つ複合材のインピーダンス特性を測定することにより、複合材の配合比を同定できる。インピーダンスの変化はインピーダンスアナライザのコイルを複合材に接近させる動作で調べることができるので、複合材を加工する必要がなく、しかも非破壊にて測定を実現できる。また、インピーダンスの変化を測定する時間は1秒以内であるため、極めて短時間で配合比を求めることができる。また、インピーダンスの変化は、複合材に占める導電性物質の割合(配合比)に極めて敏感に検出できるため、配合比が0.1重量部以下であっても同定可能である。従って、導電性物質の配合比が低い複合材であっても、その配合比を同定できることになる。複合材を成形加工する際のモニタとして使用できるので、製品の品質管理に利用可能である。定期的に複合材のインピーダンスの変化を調べることにより、保守検査を行う非破壊検査手法としても利用できる。
用途利用分野 光学顕微鏡、電子顕微鏡、電気抵抗率測定
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人信州大学, . 脇若 弘之, . 複合材の配合比同定法. 特開2006-058062. 2006-03-02
  • G01N  27/72     

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