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泥中フミン物質の分離回収方法

シーズコード S100002851
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 太田 清久
  • 金子 聡
  • 原田 拓也
技術名称 泥中フミン物質の分離回収方法
技術概要 水系の底部から得られ脱塩された泥と珪酸ナトリウム(水ガラス)を混合した後、焼成することにより固化し、この固化物を水に浸漬させることによって、泥中フミン物質を分離回収する方法である。水ガラスの混合重量比は3%~30%の範囲にある。焼成温度は200℃~300℃の範囲である。フミン物質が溶出した後の焼成固化物は、土壌改良材や土盤材として有効利用できる。表は、フミン物質溶出前後の底泥固化物の元素組成比を示した蛍光X線回折分光分析の結果である。水に浸漬させてフミン物質を溶出した後の元素組成比では、無機物質の割合が約78%と高く、有機物質の割合が減少しナトリウム元素とともに水にフミン物質が移行している。
画像

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研究分野
  • 反応操作(単位反応)
  • 肥料一般
  • 土壌学一般
展開可能なシーズ 海底泥中のフミン物質を簡便に分離回収する方法を提供する。
これまでほとんど利用されていなかった海底泥中のフミン物質を有効利用でき、農業などの肥料の分野において、新規な効用の開拓に繋がる。フミン物質が溶出した後の焼成固化物は、フライアッシュやボトムアッシュと比較して、格段に土壌改良材や土盤材として利用される幅広い用途が見込まれる。廃棄物である海底汚泥を有価物に転換させることが可能となる。海底泥の有効利用に多大に寄与し、環境の保全にも有用である。
用途利用分野 海底泥有効利用、土壌改良材、土盤材、肥料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人三重大学, . 太田 清久, 金子 聡, 原田 拓也, . 泥中フミン物質の分離回収方法. 特開2006-306733. 2006-11-09
  • C07G  99/00     
  • B01D  11/02     
  • C02F  11/00     
  • C05F  11/02     
  • C09K  17/50     

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