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生体アミンの分析方法

シーズコード S100002872
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 篠原 寛明
技術名称 生体アミンの分析方法
技術概要 生体アミンにアミンオキシダーゼを作用させ、生成した過酸化水素を化学発光法により検出する生体アミンの分析方法である。生体アミンはカテコールアミンまたはインドールアミンであり、カテコールアミンが、ドーパミン、ノルアドレナリン、またはアドレナリンであり、インドールアミンがセロトニン、またはメラトニンである。アミンオキシダーゼはチラミンオキシダーゼが好ましい。化学発光法は、発光基質としてルミノール、ルシゲニン、またはロフィンを用いる。発光基質としてルミノールを用いる化学発光法において、触媒として、HRP、ARP等のヘム酵素、ヘモグロビン等のヘムタンパク質、プロトヘム等の低分子のヘミンおよび鉄錯体等の金属錯体から選ばれる少なくとも1種を用いる。被験物質を細胞に作用させ、被験物質を作用させることで生じる細胞から放出される生体アミン量の変化を測定して、被験物質の細胞に対する影響を試験する。図はドーパミンの酵素発光検出法の原理およびドーパミンの発光検出パターンを示す。
画像

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研究分野
  • 化学分析一般
展開可能なシーズ 従来難しかった生体アミンのリアルタイム(その場)分析と高感度化を実現することができる、高感度であり、かつ応答性に優れた生体アミンの分析方法を提供する。
この方法によれば、HPLC分析など既存の生体アミンの分析法に比べて分離操作を要せず、極めて簡単に、しかも高感度に生体アミンの計測ができる。特にドーパミンの未処理での簡便計測を実現でき、ドーパミンを10nMという高感度で計測できる。この分析方法の感度は、従来法より2桁程度良い。さらに、被験物質の細胞に対する影響を試験することもできる。神経細胞などからの生体アミンのリアルタイム観測ができる。これからの脳神経科学をはじめとするライフサイエンス研究に役立つ。単一細胞レベルでの作用薬物のスクリーニングや細胞応答に及ぼす薬品、食品添加物、環境汚染物質等様々な化学物質の影響評価を行う細胞チップに応用できる。
用途利用分野 薬物スクリーニング、化学物質影響評価用細胞チップ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人富山大学, . 篠原 寛明, . 生体アミンの分析方法. 特開2006-280201. 2006-10-19
  • C12Q   1/26     
  • C12Q   1/02     
  • G01N  21/76     

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