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放射装置

シーズコード S100002941
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 上原 貞治
技術名称 放射装置
技術概要 シンチレータに代表される固体の発光物質を特殊な形状に加工することにより、内部で発生した光を、外部に平行に近い形で取り出すことができる。光が平行光となって空間を飛ぶので、光センサまで導く伝送体を基本的に必要としない。柱状、あるいはその他の形状のシンチレータの一部に「くびれた部分」、「絞り部分」(以後、「くびれ部」という。)を設け、光を取り出すための端面を凸レンズ状に加工する。そして基本的には、物質中でのレンズの焦点が、くびれ部の箇所付近にするように構成する。発光体のみを用いて外部に平行光が得られることであり、発光位置の情報を離れたところに伝送することができる。放射装置において、シンチレータを含有する発光部Hとレンズ部Lとを有し、レンズ部は一方側にレンズ面を形成し、発光部Hとレンズ部Lとの体積は、発光部Hの体積をVHとし、レンズ部の体積をVLとしたとき、VH>VLの関係に形成する。発光部Hのレンズ部L側とレンズ部Lのレンズ面の反対側との間にくびれ部Rを形成し、レンズ部Lのレンズ面から平行光が放射されるように構成する。
画像

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研究分野
  • 光源,照明器具
展開可能なシーズ 放射線測定において、 光を光センサまで導く伝送体構造を不要とする。強放射線環境においては、より良い放射線耐性を持つ材料を提供する。
発光体から光をその位置情報を保ったまま伝送するために、従来はライトガイドや光ファイバーなどが必要であるが、基本的にそのようなものは必要としない。従って、これらの光伝送体の材質の選択、設計、力学的・物理学的化学的特性について考慮する必要がない。特に強放射線環境下においては、光伝送体の放射線耐性(多くの場合、放射線の被曝により透明度が劣化したり、変色したりする)が問題になるので、伝送体を省力できることのメリットは極めて大きい。発光体自らが平行光を放射するという極めて基本的な作用であるので、様々な分野での応用が考えられる。放射線の分野においては、強放射線環境下において複雑な構造体を用いずに放射線の空間位置や空間分布を測定する際に応用できる。
用途利用分野 シンチレータ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 高エネルギー加速器研究機構, . 上原 貞治, . 放射装置. 特開2007-024583. 2007-02-01
  • G01T   1/20     
  • G01T   1/202    
  • G01T   1/203    
  • G02B  13/00     

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