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魚類胚の作製方法

シーズコード S100003005
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 若松 佑子
  • 尾里 建二郎
技術名称 魚類胚の作製方法
技術概要 未受精卵に対して物理的及び/又は化学的なストレスを付与して、未受精卵に魚類の細胞核を移植して魚類胚を作製する。発生を開始した未受精卵に染色体二倍体化を生じさせるか又はそれと同等の物理的及び/又は化学的ストレス、あるいは未受精卵の第二極体の放出を阻止するか又は抑制する物理的及び/又は化学的ストレスを付与する。物理的及び/又は化学的ストレスは少なくとも未受精卵の環境温度についてのストレスを含む。物理的及び/又は化学的ストレスを付与するのに先だって未受精卵を活性化する刺激を付与する。この活性化する刺激は電気的刺激であり、刺激の付与は魚類の細胞核の移植を伴わない。内在性核を有する未受精卵に対し、未受精卵を活性化する刺激と発生を開始した未受精卵に染色体二倍体化を生じさせるか又はそれと同等の物理的及び/又は化学的なストレスとを付与し、処理工程後の未受精卵に魚類の体細胞又は培養細胞の細胞核を移植して魚類胚を作製する。未受精卵に対して、その活性化後に生じる一連の発生ステップの比較的初期の段階で所定の物理的及び/又は化学的ストレスを与えることで、少なくとも胚の染色体の正しい倍数性を確保できることを見出す。
画像

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研究分野
  • 細胞・組織培養法
  • 分子遺伝学一般
  • 魚類
展開可能なシーズ 魚類の外来性核を細胞質レシピエントに移植する核移植により正しい染色体倍数性を備える魚類胚を効率的に作製し、又、魚類の体細胞核又は培養細胞核を用いた核移植により繁殖能力のある個体を得る。
核移植により正しい染色体倍数性を有しドナー由来のDNAを保持する魚類胚及び魚類個体を得ることができる。染色体の倍数性についてのモザイク性が回避されており、魚類胚及び魚類個体として正しい染色体倍数性が保持されている。得られる魚類個体は、正常な生殖細胞を有しており繁殖性も有している。簡易に遺伝子工学的に修飾を施した魚類胚及び個体を得ることができる。魚類個体の細胞は、各種研究用用途や医療用用途に用いられる。また、魚類個体の細胞には、体細胞、胚細胞、生殖細胞のほか、該細胞の集合体である組織や器官及び臓器も含めることができる。
用途利用分野 魚類クローン作製
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人名古屋大学, . 若松 佑子, 尾里 建二郎, . 魚類胚の作製方法. 特開2006-187210. 2006-07-20
  • C12N   5/10     
  • A01K  67/027    
  • C12N  15/09     

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