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動物の汚染調査方法

シーズコード S100003051
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 石井 利明
  • 西村 和彦
技術名称 動物の汚染調査方法
技術概要 被検動物の雌雄と逆性の性ホルモンによって誘導される逆性ホルモン誘導型遺伝子群を動物について調べることによって汚染の有無を知る動物の汚染調査方法である。逆性ホルモン誘導型遺伝子群は肝細胞に誘導発現された遺伝子群であり、cytochrome P450(CYP)アイソザイム遺伝子群である。この逆性ホルモン誘導型遺伝子群の発現量を測定することによって汚染の程度を知る。例えば、調査したい特定地域に棲息する雌成体イエネズミを複数匹捕獲し、捕獲した複数匹の雌成体イエネズミの肝臓を取り出し、取り出した肝臓について雄生誘導型CYP遺伝子群を調べ、捕獲した複数匹の雌成体イエネズミの総数に対する雄生誘導型CYP遺伝子群を発現している雌成体イエネズミの数の割合を求め、特定地域の環境汚染の程度を求める。得られた結果を用いて都市計画を作成し、環境汚染の進んでいる地域は農地や住宅地として利用しないように導くことができる。
研究分野
  • 動植物被害
  • 性ホルモン
展開可能なシーズ 動物の環境汚染を簡単に知ることのできる動物の汚染調査方法を提供する。
この調査方法は環境化学物質の体内暴露に対する生化学反応を指標とするために、特定の化学物質に着目することなく、化学物質が野生動物や家畜に及ぼす影響とその程度を客観的に評価することが出来る。正常雌成体ネズミには発現していない雄生誘導型CYP遺伝子の発現有無を調べるため、結果が明瞭でしかも評価が簡便であり、誰にでも再現性の良い結果を得ることが出来る。また、自然界の生態系に影響を及ぼすことなく、しかも公衆衛生上害となるイエネズミの駆除にもつながる利点がある。イエネズミは行動範囲が狭いため棲息地域が大きく変動することがなく、調査する地域の環境を正確にモニタリングすることが出来る。
用途利用分野 環境化学物質汚染調査、都市計画
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人帯広畜産大学, . 石井 利明, 西村 和彦, . 動物の汚染調査方法. 特開2006-254743. 2006-09-28
  • C12Q   1/68     
  • C12N  15/09     

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