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流体流れに置かれる鈍頭物体

シーズコード S100003066
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 徳川 直子
  • 高木 正平
技術名称 流体流れに置かれる鈍頭物体
技術概要 流体流れに置かれる鈍頭物体1は、流体の流れ方向に対して上流側表面が鈍頭曲面となった鈍頭本体と、鈍頭本体の後流側表面に沿った流体の流れを阻害するため鈍頭本体の後流側に設けられた流れ阻害部とからなる。鈍頭本体は、流体の流れ方向に対して軸線が交差した状態に配置された円柱表面を持つ円柱状物体であり、流れ阻害部は、円柱状物体2の最後流端部に円柱状物体の軸線と流体の主流とで定まる平面内に対して直交状態に、且つ流体の主流方向で見た円柱状物体の投影幅内の範囲で取り付けられた直交板からなる板部材3である。板部材の幅は、円柱状物体の直径に実質的に等しくすることが望ましい。板部材の幅を円柱状物体の直径と同じにすると、板部材は板幅の中央位置において円柱状物体に接線状態に取り付けられる。板部材をこのような構造と配置とすることにより、鈍頭物体は流体流れに対して対称な構造となり、また、円柱状物体の回りの流れを大規模渦列に成長させない阻害作用を左右両側で均等に働かせることが可能となり、比較的対称的な流れとなり、圧力抵抗を高めるような乱れを惹起させることが少なくなる。
画像

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研究分野
  • 流体動力学一般
  • 物体の周りの流れ
  • 層流,乱流,境界層
展開可能なシーズ 鈍頭物体の構造を工夫して、圧力抵抗に起因した流体抵抗係数を一層小さくし、流体の流れを生じさせる場合にはそうした流れを駆動するのに要する駆動力を、また流体中で鈍頭物体を移動させる場合には移動させるための駆動力を軽減し、更には流体から鈍頭物体に働く機械的な力を軽減することを可能にする、流体流れにおかれる鈍頭物体を提供する。
鈍頭本体の最大厚さ付近からの境界層の剥離に応じて微小な渦が発生しても、その下流域に直交板を設置することにより、大規模渦列としてのカルマン渦への成長が妨げられ、鈍頭物体の圧力抵抗を軽減することができる。
用途利用分野 鈍頭物体
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構, . 徳川 直子, 高木 正平, . 流体流れに置かれる鈍頭物体. 特開2003-042108. 2003-02-13
  • F15D   1/10     

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